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Excel Copilotの使い方完全解説【2026年最新版】エージェントモード・料金・使えない原因まで

この記事の監修者 千葉 勇志 株式会社デジタルゴリラCOO

AI事業部長として組織変革・AI導入支援を統括。AIと人間力の融合による労働生産性向上に取り組む。

「Excel CopilotってMicrosoft 365に入ってるはずなのに、うまく使えない」「=COPILOT()関数はどこにいったの?」

そうした疑問を持ちながら、正確な情報にたどり着けずにいませんか。

この記事では、Copilot in Excel(Excel の Copilot)の正式名称から、2026年9月14日のCOPILOT関数廃止、2026年の主役機能となったエージェントモード、ライセンス・料金の早見表、「使えない」原因の対処法まで、Microsoftの公式情報をもとに一気に整理します


Copilot in Excelとは?正式名称・最新状況とCOPILOT関数廃止まとめ【2026年9月】

「Excel Copilot」の正式名称は「Copilot in Excel」

「Excel Copilot」は検索KWとして広く使われていますが、Microsoftの公式表記は「Excel の Copilot(英語:Copilot in Excel)」です。単体の製品ではなく、Microsoft Copilot(旧:Microsoft 365 Copilot) の一機能として提供されており、Excelアプリ内に直接統合されたAIアシスタント機能です。

また、旧名称「Microsoft 365 Copilot」は「Microsoft Copilot」に名称変更されています(Microsoft Learn公式ドキュメント、2026年8月29日更新)。移行期間中は旧名称も一部で残っているため、本記事では「Microsoft Copilot(旧:Microsoft 365 Copilot)」と併記しています。

【重要告知】COPILOT関数(=COPILOT())は2026年9月14日をもって廃止

Microsoft公式の「COPILOT 関数」ページには次の告知が掲載中です。

「更新: 2026 年 9 月 14 日以降、COPILOT 機能は使用できなくなります。」

出典:COPILOT 関数(Microsoft Support公式)

競合記事の多くは「=COPILOT() 関数の使い方」を推奨トーンで書いたまま放置されています。この記事を読んでいる時点でCOPILOT関数は使えなくなっています(または廃止直前です)。今から新しく学ぶ必要はありません。代替はCopilotサイドパネル(エージェントモード)です。詳細は後述のh2「COPILOT関数の廃止」セクションで解説します。

2026年のCopilot in Excelの主役は「エージェントモード」

単なる数式生成ツールだったCopilot in Excelは、エージェントモード(Agent Mode) の一般提供(2026年1月27日)によって大きく進化しました。複数ステップを自律的に実行し、プロンプト一つでブックの作成・分析・整形まで対応できるエージェントへの転換です。


利用前に必ず確認する5つの前提条件

「Copilotボタンが出ない」「グレーアウトして押せない」という場合、以下の5つの条件を先に確認してください。

条件①:ファイルをOneDriveまたはSharePointに保存する

Copilot in Excelはクラウド上のファイルでしか動作しません。ローカルのデスクトップやフォルダに保存しているだけでは使用不可です。

○ OneDriveに保存
○ SharePointに保存
× ローカル保存のみ(C:\Users…)

ファイルを保存したら、Excelで開き直してからCopilotボタンを確認してください。

条件②:データを「テーブル」形式に変換する

Copilot in Excelがデータを操作するには、セル範囲が「テーブル」形式になっている必要があります。これが「最初の壁」として最も多く挙げられます。

テーブルへの変換手順:
1. データが入っているセル範囲のどこかをクリック
2. Ctrl + T(Macは ⌘ + T)を押す
3. 「テーブルの作成」ダイアログで「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェック
4. OK をクリック

条件③:ファイル形式を.xlsxにする(Strict Open XMLは使用不可)

「サポートされていないファイルの状態」というメッセージが表示される場合、ファイル形式が原因の一つです。

○ .xlsx(Excel ブック)
× Strict Open XMLスプレッドシート
× .xls(旧形式)

「名前を付けて保存」→「Excel ブック(.xlsx)」を選択して保存し直してください。

条件④:計算オプションを「自動」に設定する

Copilotの編集は、計算オプションが「自動」に設定されている場合にのみサポートされます(Microsoft公式FAQ)。

大企業の重い集計ブックでは「手動計算」に設定されているケースが多く、これがCopilotが動作しない原因になります。

変更手順:「数式」タブ → 「計算オプション」 → 「自動」を選択

条件⑤:対象のライセンスを保有している

ライセンスの有無・種類によって、Copilot in Excelで使える機能が変わります。詳細は次のh2で解説します。


料金・ライセンス早見表【2026年9月最新】

「自分はどのプランが必要か」が最短でわかる早見表です。

個人向けプラン:Personal・Family・Premiumの違いとAIクレジット上限

プラン 月額(月払い) 年額(年払い換算) Copilot機能
Microsoft 365 Personal ¥2,130/月 ¥21,300/年 一部のCopilot機能(AIクレジット上限あり)
Microsoft 365 Family ¥2,740/月 ¥27,400/年 Personal同等(所有者のみ)
Microsoft 365 Premium ¥3,200/月 ¥32,000/年 高度なCopilot機能への排他的アクセス

出典:個人向け Copilot の価格プラン(Microsoft公式)(2026年9月時点。公式ページに税込/税別の明示なし)

Personal・Familyに付与されるAIクレジット: 1か月あたり60クレジット。Excelの「データの分析」を含むCopilot機能の利用時にクレジットが消費されます(消費レートは公式未公表)。残高は「サービスとサブスクリプション」から随時確認できます。

旧称「Copilot Pro」という単体プランは2025年10月にMicrosoft 365 Premiumへ統合済みです。「Copilot Pro ¥3,200」と書いている記事は古い情報のままです。

法人向けプラン:Copilot Business(最大300ユーザー)と大企業向けの2択

プラン 価格 対象規模 月払い
Microsoft Copilot Business(アドオン) ¥2,698/月・年払い(通常¥3,148) 最大300ユーザー ¥3,778/月
Microsoft 365 Copilot(大企業向けアドオン) ¥4,497/月・年払い E3/E5対象・人数制限なし 月払いなし

出典:Microsoft 365 Copilot プランと価格(Microsoft公式)(2026年9月時点、税別)

注意: Copilot Businessの¥2,698は割引価格です。割引期間は2026年7月1日〜2026年12月31日まで。通常価格¥3,148に戻る前に導入を検討してください。大企業向け¥4,497は年払いのみで月払いプランはありません。

Copilotの使い方【2026年最新】種類・料金・企業導入まで徹底解説

無料・ライセンスなしでどこまで使えるか

ライセンスなしの「Standard(無料)アクセス」でも一定の利用は可能ですが、有料ライセンスとの差は決定的です。

機能 ライセンスあり ライセンスなし
AIモデルへのアクセス 優先アクセス(高速・信頼性高) Standardアクセス(混雑時制限)
社内データ参照 完全(会議・メール・チャット・ファイル) 制限付き(アップロードファイルのみ)
高度なエージェント 広範な使用 使用不可
Copilot in Microsoft 365 Apps 含む ラベルによる

出典:Microsoft 365 Copilotライセンスの有無によるCopilot Chatの動作(Microsoft Support公式)


Copilot in Excelでできること【2026年最新・8機能】

データ分析・グラフ・ピボットテーブルをプロンプト一言で生成

自然言語でデータを指示するだけで、グラフ・ピボットテーブル・傾向の要約をExcelが一括生成できるのが大きな特長です。

売上推移の折れ線グラフ作成
地域別売上のピボットテーブル
ダッシュボード・計画ツール・テンプレートをゼロから作成

重要: ピボットテーブルは既存シートへの直接挿入ではなく、「別シートへの追加」という形式で生成されます。

数式・関数の自動生成:VLOOKUP・SUMIFS・XLOOKUPも自然言語で

「各製品の利益率を計算する列を追加して」と日本語で指示するだけで、XLOOKUPやSUMIFSなどの複雑な数式が自動生成されるのは実務上の大きなメリットです。既存の数式の説明依頼にも対応しています。

Web検索・他のブックからのデータインポート

Web検索: Webから情報を取得し、使用したソースへの引用とともに回答を提示
他のブックからのインポート: OneDriveやSharePoint、ローカルコンピューターに保存された他のExcelブックからデータを取得

できないこと・注意点:公式が明示するCopilotの限界

Microsoft公式は次の点を明示しています。

「金融、法律、医療に関するトピックなど、機密性の高い分野の意思決定には Copilot を使用しないでください。」

出典:Excel の Copilot に関するよくある質問(Microsoft Support公式)

また、「間違いを犯したり、情報を誤解したり、不正確な結果を生成したりする場合があります」とも明記されているため、AI生成結果は必ずダブルチェックしてください。機密または極秘のラベルが付いたブックでは使用不可です。


【2026年版の主役】エージェントモードの使い方と3つの動作モード

エージェントモード(Agent Mode)は2026年1月27日に一般提供(GA)が開始され、Copilot in Excelの中核機能となりました。

3つの動作モードの違いを理解する

モード 概要 使いどころ
編集許可モード(既定) ブックに直接変更を加える 確認なしで効率よく作業したい場合
計画モード 変更前に実行計画を提示→承認後に実行 AI作業を事前確認してから適用したい場合
Chatのみモード ブックを変更せず分析・回答のみ データを変えず分析・質問したい場合

企業のガバナンス観点から特に重要なのが計画モードです。AIに即座に実行させるのではなく、実行計画を確認してから承認するという設計が、組織の運用に合っています。

プラットフォーム別の対応状況:
– Windows・Mac・Web:編集/チャット/計画の3モード全対応
– iPad:ChatモードとプランモードのみB(編集モードはロールアウト中)
– iPhone・Android:Chatモードのみ

エージェントモードの起動方法

  1. ExcelのCopilotアイコン(右下隅)をクリックしてサイドパネルを開く
  2. サイドパネル上部の「Tools」メニューをクリック
  3. Agent Mode」を選択

AIモデルの選択:GPT 5.2とClaude Opus 4.5をモデルピッカーで切り替える

Copilot in ExcelはOpenAIとAnthropicのモデルをサポートしています。

「当初のパブリックプレビュー以降、提供範囲の拡大、Web検索の統合、OpenAI と Anthropic のモデルを選択できる新しいマルチモデル推論システムを導入しました。」

出典:Agent Mode in Excel is now generally available on desktop(Microsoft Tech Community・Excel Blog公式)(2026年1月27日)

既定の「自動」モード: CopilotがGPT 5.2またはClaude Opus 4.5から最適なモデルを自動選択
手動切り替え: Copilotウィンドウ右上のモデルピッカーで変更可能
注意: セッション終了(Excelを閉じる)と既定に戻ります

Claudeモデルを使う場合の管理者作業が必要: 商用ライセンスでAnthropicのモデルを使用するには、管理者がMicrosoft 365管理センターで「他の大きな言語モデルのAIプロバイダー」を許可し、AnthropicをMicrosoftのサブプロセッサとして有効にする必要があります。

エージェントモードの利用条件とEU・UK対応状況

利用に必要なライセンス:
– 商用Microsoft Copilotサブスクリプション
– Microsoft 365 Personal/Family/Premium(Personal・FamilyはAIクレジット消費型)

EU・UKは2026年1月時点で未提供。 グローバル展開企業での全社展開時には地域差があることに注意してください。


基本的な使い方:ステップ別操作ガイド

STEP1:Copilotアイコンをクリックしてサイドパネルを開く

ExcelウィンドウのリボンまたはExcelの右下隅にある「Copilotアイコン」を選択し、右側にサイドパネルを開いてください。

STEP2:テーブル化を確認してからプロンプトを入力する

データがテーブル形式になっていることを確認してから、チャット入力欄に日本語でプロンプトを入力します。

公式推奨のプロンプト作成のコツ(4原則):

  1. 具体的に書く: 入力が詳細なほど回答が有用になる
  2. 列名を指定する: 「売上列を分析して」より「C列の売上金額を分析して」のほうが精度が上がる
  3. 大まかに始めて洗練させる: 最初から完璧なプロンプトは不要。結果を見てから追加指示
  4. フォローアップの質問: 前の結果を踏まえて次の指示を追加できる

出典:Copilot in Excel のヒント(Microsoft Support公式)

STEP3:Copilotの結果を確認・編集・適用する

Copilotが変更案を提示したら「適用」ボタンをクリックするとシートに反映されます。

安全な運用のポイント(公式案内):
– 機密ファイルや共有ファイルを編集する前に自動保存を一時的に無効にして試すことができます
– 適用後は「元に戻す」でいつでもロールバック可能
– Copilotの変更はファイルにアクセスできる全ユーザー(共同編集者含む)に反映されることに注意


業務シーン別プロンプト例【公式推奨版・実務応用付き】

データ分析・外れ値発見・数式生成に使えるプロンプト例(公式推奨)

以下はMicrosoft公式ヘルプに掲載されているプロンプト例です。

データから分析情報を見つける:
– 「このリストにはまだ何人がいますか?」
– 「売上が最も高かった地域と最も少ない地域はどれですか?」
– 「このデータに外れ値や異常はありますか?」

数式の列と行を生成する:
– 「各製品の利益率を計算する列を追加する。」
– 「売上合計に対する各地域の割合を示す列を追加します。」
– 「平均収益、ROI、売上を計算する行を追加する。」

ルックアップを作成する:
– 「在庫シートから各品目の在庫数量を調べる列を作成します。」(XLOOKUPなどの数式が推奨されます)

出典:Copilot in Excel でデータ分析情報を取得する(Microsoft Support公式)

グラフ・ピボットテーブル・書式に使えるプロンプト例(公式推奨)

グラフを作成する:
– 「X 軸にベンダー予算、Y 軸に人員数を含むグラフを作成します。」
– 「時間の経過に伴う変化を示す折れ線グラフを作成します。データ ラベルと枠線を表示します。」

ピボットテーブルを作成する:
– 「このデータからピボットテーブルを作成し、レポートの日付別に要約を表示します。」
– 「行に月、列にカテゴリを使用して、売上合計を含むピボットテーブルを作成します。」

強調表示・並べ替え・フィルター処理:
– 「上位 10 の値を太字にする。」
– 「エンゲージメント率を最低から最高に並べ替えます。」
– 「来週期限のアイテムを表示するようにフィルター処理します。」

出典:Excel の Copilot を使用してデータを視覚化する(Microsoft Support公式)

営業・経理・人事の実務シーン別応用プロンプト

以下は上記の公式プロンプト例を日本語の業務文脈に応用したものです。

部門 用途 プロンプト例
営業 月別売上推移分析 「月別の売上金額と前月比を計算する列を追加して、折れ線グラフも作成してください」
経理 費用の異常値検出 「このデータに外れ値や突出した費用項目はありますか?金額の大きい順に表示してください」
人事 採用データの集計 「部署別の採用数と内定率をピボットテーブルで集計し、月別の推移グラフも追加してください」
全般 複雑な集計関数 「A列の部署コードを使い、B列の売上データをC列の目標と比較するXLOOKUPの数式を追加してください」

【2026年最新】資料作成AIおすすめ比較10選|AIで資料作成を時短するツール選びと使い方


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【企業担当者必読】セキュリティ・データ保護の全容

「社内のExcelデータをAIに渡して大丈夫か?」これがIT部長・DX推進担当者の最大の懸念です。Microsoft公式の一次情報で正面から回答します。

生成AIのセキュリティリスクと対策

エンタープライズデータ保護(EDP)の仕組み

Copilot in Excelのプロンプトと応答は、エンタープライズデータ保護(EDP) により保護されています。

「EDP を使用すると、Exchange のメールと SharePoint のファイルに対してお客様から広く信頼されているのと同じ契約条件とコミットメントによってプロンプトと応答が保護されます。」

出典:Microsoft Copilot および Microsoft Copilot Chat におけるエンタープライズ データ保護(Microsoft Learn公式)(2026年8月29日更新)

具体的な保護内容:
– 保存中および転送中の暗号化
– 厳格な物理的セキュリティ制御
– テナント間のデータ分離

Microsoft Graphデータは基礎モデルの学習には使われない

最も重要な点を公式声明で確認します。

「データは基礎モデルのトレーニングには使用されません。…Microsoft Graph 経由でアクセスされるプロンプト、応答、データは基礎モデルのトレーニングには使用されません。」

出典:Microsoft Copilot および Microsoft Copilot Chat におけるエンタープライズ データ保護(Microsoft Learn公式)

入力した社内データがAIのトレーニングに使われることはありません。

AnthropicモデルはEUデータ境界から除外【グローバル展開企業の注意点】

以下は同ページ脚注からの重要情報です。

「EU データ境界は、Web 検索クエリには適用されません。さらに、Anthropic モデルは現在、EU データ境界から除外されており、該当する場合は国内での処理コミットメントから除外されています。」

グローバル企業でCopilotにClaudeモデルを使用する場合、GDPR・データ主権の観点から法務・コンプライアンス部門と事前に確認してください。

管理者が行うべき設定:Anthropic有効化とCopilot Chatアクセス制御

ClaudeモデルをCopilotで使うには、管理者によるMicrosoft 365管理センターでの事前設定がセットになります。「他の大きな言語モデルのAIプロバイダー」でAnthropicを有効化する手順を情シス部門に依頼してください。

また、Excel の CopilotはMicrosoft Copilot Chatツールとして組み込まれており、個別にオフにすることはできません。Microsoft Copilot Chatへのアクセスを制御する管理者設定がそのまま適用されます。


【差別化①】COPILOT関数の廃止:競合記事の誤情報と正しい代替手段

COPILOT関数(=COPILOT())は2026年9月14日をもって廃止

Microsoft公式の廃止告知は次のとおりです。

「更新: 2026 年 9 月 14 日以降、COPILOT 機能は使用できなくなります。」

出典:COPILOT 関数(Microsoft Support公式)

経緯: COPILOT関数は2025年8月にInsiderプログラムで先行提供が開始されましたが、一般提供に至らないまま約1年で廃止となりました。

廃止の背景:Excelの関数設計思想との根本的な不整合

Microsoftは廃止の理由を「Excel内のCopilot体験を整理するため」と説明しています。技術的背景として、再計算のたびに値が変わりうる「非決定論的」な性質がExcel関数の設計思想(同じ入力には同じ結果を返す)と根本的に相容れなかった点が技術的な廃止理由です。

代替機能:CopilotサイドパネルのChatで同等の作業をカバー

公式の案内は以下のとおりです。

「Excel の Copilot は一般提供されており、同じ AI を利用したタスクの多くをサポートしています。」

出典:COPILOT 関数(Microsoft Support公式)

COPILOT関数でできたこと サイドパネルCopilotでの代替
テキスト要約 チャットで「このデータのテキストを要約してください」
データ分類 チャットで「このフィードバックを分類する列を追加してください」
コンテンツ生成 エージェントモードで直接生成
Web参照 Web検索統合機能(出典引用付き)

「=COPILOT()の使い方」を推奨している競合記事への注意

検索上位の競合記事の中には、廃止後も「COPILOT関数の使い方」を推奨トーンで書いたまま放置されているものがあります。これらを参考に=COPILOT()を書いても、2026年9月14日以降は動作しない点に注意してください。


【差別化②】Copilotが使えない・グレーアウトする5つの原因と解決策

原因①:ライセンスが「基本」アクセスのみ

製品内に「M365 Copilot (Premium)」または「M365 Copilot (基本)」というラベルが表示されます。

M365 Copilot (Premium): Microsoft Copilotアドオンライセンスあり(優先アクセス)
M365 Copilot (基本): アドオンなし(標準的なアクセスのみ)

高度なエージェントモード機能を使うなら「Premium」ライセンスをご用意ください。

原因②:SharePointのチェックアウト設定が有効になっている【大企業で頻発する地雷】

これは競合記事がほぼ書けていない、大企業に特有の問題です。

「organization で SharePoint での編集にチェックアウトが必要な場合、Windows または Mac 上の Excel の Copilot は、そのサイトのファイルでは機能しません。これらのファイルで Excel for the web を引き続き使用できます。」

出典:Excel の Copilot に関するよくある質問(Microsoft Support公式)

対処法:
1. ファイルをチェックインし直す
2. Excel for the web(ブラウザ版)でファイルを開く

原因③:計算オプションが「手動」に設定されている

大企業の重いブックで多い設定です。「数式」タブ → 「計算オプション」 → 「自動」 に変更してください。

原因④:更新チャンネルが「半期」になっている【VBA資産を持つ企業の注意点】

Microsoftの公式導入事例(日本製鉄)に、この問題が明記されています。

「当社は、Excelを頻繁に使う従業員が多くいます。Microsoft 365の更新タイミングは、自製のVBAアプリケーションなどの稼働検証をおこなうために半期チャネルです。しかし技術革新のスピードが速いCopilotは、月次チャネルが必要となります。」

出典:日本製鉄、DX を加速(Microsoft Customer Stories公式)

日本製鉄は300シートのパイロット導入から11,000シートへ拡大し、「年間数万時間の業務効率化が見込める」(パイロット期間のアンケートからの試算)と公式に報告しています。VBA資産を持つ日本企業がCopilotを導入する場合、半期チャンネルから月次チャンネルへの移行とVBAアプリの動作検証がセットです。

生成AI活用事例15選

原因⑤:ファイル形式・プラットフォームの制限

Strict Open XMLなどの非対応形式 → .xlsxで保存し直す
iPhone・Android → Chatモードのみ(編集不可)
ローカル保存のみ → OneDriveまたはSharePointに移動する

ChatGPT for Excelとの使い分け:3軸客観比較

ChatGPTをExcel(エクセル)で使う方法

性能の優劣(精度・速度)は公的ベンチマークがないため比較しません。客観的に確認できる3軸で整理します。

比較軸①:統合形態

ツール 統合形態
Copilot in Excel Excelに直接統合(サイドパネルからブックを直接編集)
ChatGPT for Excel アドオン形式(2026年3月にベータ提供開始)
Google Gemini Google スプレッドシートにネイティブ統合(=AI()関数を提供)

比較軸②:社内データ参照

Copilot in Excelの最大の優位性は、Microsoft Graph経由での社内データ横断参照です。有料ライセンスがあれば会議・メール・チャット・ファイルを横断して参照できます。他ツールにはない機能です。

比較軸③:データ保護

Copilot in Excel: EDP適用・DPAと製品条項が適用・Microsoft Graphデータは学習に不使用
Google Gemini(AI関数): 別途Google WorkspaceまたはGoogle AIのプランが必要

なお、MicrosoftはCOPILOT関数を廃止した一方、Googleはスプレッドシートの=AI()/=Gemini()関数の提供を継続しています。これはMicrosoftがセル関数方式からサイドパネル+エージェント方式へ路線転換した結果です。

M365環境の有無が使い分けの分岐点

M365環境がある・社内データ活用・EDPが必要 → Copilot in Excel
M365環境なし・個人利用・試験導入 → ChatGPT for Excel、Google Gemini

LLMの比較ガイド|ChatGPT・Claude・Geminiを料金・性能・用途別に徹底比較
GitHub Copilot 使い方【2026年最新】企業導入前に知るべき全手順


株式会社デジタルゴリラについて

株式会社デジタルゴリラは、生成AI・Microsoft 365 Copilotを活用した業務効率化支援を行うAI専門会社です。DX推進における「どこから手をつければいいか」「社内のデータはどう守るのか」という現場の疑問に、専門チームが伴走しながら答えます。

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Excel Copilotの使い方についてよくある質問

Q1. COPILOT関数(=COPILOT())は廃止されましたか?代わりに何を使えばいいですか?

はい、Microsoft公式告知により2026年9月14日以降、COPILOT関数は使用できなくなっています。代替としてCopilotのサイドパネル(エージェントモード)をご利用ください。テキスト要約・データ分類・グラフ生成・数式作成など、COPILOT関数で行っていた作業の多くをカバーしています。

Q2. Excel CopilotはMicrosoft 365の個人向けプランで使えますか?

Personal・FamilyプランではAIクレジット消費型(月60クレジット)で利用可能です。Premiumプランではより広範な機能が使えます。

Q3. Copilotボタンがグレーアウトして押せません。どうすれば使えますか?

以下の順に確認してください:①ライセンス確認(M365 Copilot Premium/基本)→②SharePointのチェックアウト設定 → ③計算オプションを「自動」に → ④更新チャンネルを「月次」に変更。

Q4. データをテーブル形式にするにはどうすればいいですか?

データ範囲のセルを選択してCtrl + T(Macは⌘ + T)を押し、ダイアログでOKをクリックするとテーブルに変換されます。

Q5. Copilotでピボットテーブルは作れますか?

作成可能ですが、別シートへの追加という形式になります。既存シートへの直接挿入は非対応です。「このデータからピボットテーブルを作成し、日付別に要約を表示します。」のようなプロンプトをぜひ試してみてください。

Q6. 社内データをCopilotに入力しても情報漏洩のリスクはありませんか?

Microsoft公式によれば、Microsoft Graph経由でアクセスされるプロンプト・応答・データは基礎モデルのトレーニングには使用されません。EDP(エンタープライズデータ保護)による保護が適用されています。詳細は本記事のセキュリティセクションをご確認ください。

Q7. エージェントモードを使うにはどのライセンスが必要ですか?

商用Microsoft Copilotライセンス、またはMicrosoft 365 Personal・Family・Premiumのいずれかをご用意ください。なお2026年1月時点でEU・UKのお客様はまだ対象外です。

Q8. プロンプトは日本語で入力しても大丈夫ですか?

日本語対応しています。ただし公式注記として「Copilotは主に英語のソースでトレーニングされており、プロンプトやデータが他の言語で表示されている場合はパフォーマンスが低下しない可能性があります」とされています。

Q9. VBA資産がある場合、Copilot in Excelを導入するにはどんな準備が必要ですか?

日本製鉄の公式導入事例に明記されているとおり、月次チャンネルへの移行とVBAアプリの動作検証がセットです。半期チャンネル(安定重視)と月次チャンネル(Copilot新機能追従)のトレードオフを情シス部門と事前に検討してください。


まとめ:Excel Copilotの使い方

Excel Copilotの要点を3点で整理します。

COPILOT関数(=COPILOT())は2026年9月14日以降、使用不可。 代替はCopilotサイドパネルのエージェントモード
5条件を必ず確認。 OneDrive保存・テーブル化・.xlsx・計算自動・ライセンス
大企業はSharePointチェックアウト設定と更新チャンネル(半期→月次)の確認も忘れずに。

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