リモラボが生成AI×Google自動化で業務改革 — 権限変更工数最大98.6%削減・問い合わせ対応最大80%削減
導入企業概要
株式会社リモラボは、東京都渋谷区に本社を置くSNSマーケティング支援・オンラインスクール事業を展開する企業。2021年5月に設立し、リモートワーク実践スクール「リモラボ」には累計8,100名以上が参加している。女性リモート人材と企業をつなぐ採用プラットフォーム「リモートクラウド」も運営する。
導入の背景と課題
数百名規模の運営体制で、入退社に伴う権限変更が約9営業日・71.4時間を要していた。シフト調整には月27時間、問い合わせ対応には1件あたり20〜30分がかかり、退職者の権限外し忘れや新メンバーへの付与漏れといったリスクも抱えていた。限られた人員で運営する中、定型業務に時間を取られ、受講生サポートの質を高める余裕がない状態だった。
導入したAI・プロセス
リモラボは生成AIとGoogleの自動化機能(Googleフォーム、Googleドライブ等)を組み合わせ、業務フロー全体を再設計した。同社はこのアプローチを「点」の改善ではなく、業務フローを丸ごと再設計する「線」の改善と位置付けている。特筆すべきは、これらの施策の多くをITやプログラミングの経験を持たない人材が開発・実装した点にある。
「AIを正しく”使う側”になることの重要性をリモラボは自ら体現し、その知見を女性のキャリア支援に活かし続けています」
(出典:株式会社リモラボ プレスリリース 2026年4月30日)
成果(数字)
・権限変更工数:71.4時間→1時間(最大98.6%削減)
・シフト調整:月27時間→13時間(約52%削減)
・問い合わせ対応:1件あたり20〜30分→最大80%削減
・カスタマーサポート業務:40%削減(2024年実績)
他業種への応用ポイント
今回リモラボが自動化した3つの業務(権限管理・シフト調整・問い合わせ対応)は、いずれも業種を問わない定型業務だ。共有フォルダの権限設定ならば建設業の図面管理、シフト調整なら飲食・介護・小売、問い合わせ対応なら士業・EC・不動産と、ほぼあらゆる中小企業に類似する課題がある。さらに「非エンジニアが実装した」という点が重要で、専任のIT担当者がいなくても自動化に着手できることを示している。まず「自社で最も時間がかかっている定型業務」を1つ特定し、そこへ生成AIとGoogleのツールを組み合わせる「線」の改善から始めるのが現実的な第一歩となる。
出典: 株式会社リモラボ「権限変更98.6%削減、問い合わせ対応80%効率化 リモラボが実現したAI業務改革の全貌を公開」(2026年4月30日)
