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企業事例

パナソニックグループが生成AI活用定着で変わった — コミュニティ主導で月間約29万時間の業務効率化を推進

この記事の監修者 株式会社デジタルゴリラ

パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社とは

パナソニックグループ全体のDX・業務変革を担う中核機能会社。グループ従業員約8万人を対象に、生成AI活用の定着・内製化を一手に引き受ける。「Panasonic Transformation(PX)プロジェクト」を通じ、グループ全体での生成AI活用率を底上げする役割を担っている。

導入の背景と課題

大規模組織でのAI活用に共通する課題が「局所化」だ。ツールを整備しても使いこなせる人が一部に集中し、全社への波及が難しい。約8万人規模のパナソニックグループも例外ではなく、生成AIツールを導入しても定着が壁となっていた。単発の研修や通知配信だけでは行動変容に結びつかず、社員が自律的に学び続けられる仕組みづくりが急務だった。

導入したAI / プロセス

パナソニックグループは、社内AI活用推進基盤「PXプロジェクト」の一環として、Microsoft Teamsを使ったグループ横断のAI活用コミュニティを構築した。AI活用支援会社のディスカバリーズ株式会社(設立2009年、東京都港区)がコミュニティ運営・情報発信を担い、動画コンテンツやコラムを継続的に提供。社内の活用事例・ノウハウをグループ内で横展開する仕組みを設計した。外部ツール頼みではなく、社員同士が試行錯誤を共有し合うコミュニティ型の定着モデルを採用することで、大規模組織固有の「知識の孤立」を解消している。

「一般的な施策をそのまま持ってくるのではなく、パナソニックグループという会社の業務や風土、従業員の性質を理解したうえで提案してくれるのがありがたい」

── 小畠久輝 氏(パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社 デジタル戦略本部 ビジネスエンゲージメント部 イノベーション共創課 エキスパート)プレスリリース 2026年8月20日

成果(数字)

指標 成果
グループ全体の業務効率化時間 月間 約29万時間
1人あたりの業務時間削減 月間 約7.5時間
AIコミュニティ延べ参加者数 3.1万人(グループ8万人中)

出典: ディスカバリーズ株式会社「ディスカバリーズ、パナソニックグループ約8万人の生成AI活用定着をコミュニティ運営・情報発信で支援―月間約29万時間の業務効率化を推進するPXプロジェクトの取り組み事例を公開―」(2026年8月20日)

株式会社デジタルゴリラ