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企業事例

静岡の建設会社 丸紅がAI数量拾いで見積り工数を最大73%削減 12時間の作業が約10分に

この記事の監修者 株式会社デジタルゴリラ

静岡県島田市の建設会社が見積り業務にAIを導入

株式会社丸紅は静岡県島田市に拠点を置く土木・建築工事会社。1986年設立、従業員69名、売上高約35億円の中堅建設企業だ。創業40周年を迎えた同社は、AIコンサルティング企業の株式会社renueと共同で「種別数量拾いアシスタントAIアプリ」を開発し、見積り業務の効率化に取り組んだ。

導入の背景と課題

建設業界では熟練技術者の退職が加速し、若手採用も難航している。丸紅でも見積り業務の中核である「数量拾い」がベテラン技術員の経験に依存しており、マニュアル化が困難だった。数量拾いに最大12時間、見積り全体で最大15時間を要し、提出の遅れが受注機会の損失につながっていた。経験の浅い社員が参画できない属人化した体制が経営課題となっていた。

導入したAI・プロセス

renueと共同開発した「種別数量拾いアシスタントAIアプリ」は、図面データからAIが自動で数量を拾い出す。専門知識を持たない社員でも一覧表を作成できるようになり、ベテランに限られていた業務が若手・未経験者にも開放された。本取り組みは建設業界専門誌「建設マネジメント技術」2026年7月号にも掲載されている。

「見積もり業務はベテラン技術員の経験に頼ってきた領域であり、若手への引き継ぎが最も難しい業務でした。AIを導入したことで、経験の浅い社員でも図面から数量を拾えるようになりました」

── 紅林眞実(代表取締役社長 / 株式会社丸紅)プレスリリース 2026年8月21日

成果(数字)

数量拾い工程:最大12時間 → 約10分に短縮
見積り合計工数:最大15時間 → 約4時間に削減(約73%削減)

出典: 株式会社renue「最大12時間の数量拾いが約10分に。建設会社と共同開発・専門誌掲載のAIアプリ、外販に向けた先行導入の受付を開始」(2026年8月21日)

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