企業事例
IBJが加盟店4,800社の問い合わせ対応をAIで効率化 — 対応工数約40%削減
この記事の監修者
株式会社デジタルゴリラ
IBJとは — 婚活からライフデザインへ事業を拡大する上場企業
株式会社IBJ(東証プライム:6071)は、婚活業界のリーディングカンパニーです。近年はウェディングや保険、住まいなどライフデザイン領域まで事業を拡大し、加盟店は約4,800社にのぼります。
導入の背景と課題
成長の裏側で課題となっていたのが、約4,800社の加盟店からの膨大な問い合わせ対応でした。IBJの担当者は1件あたり平均約5分かけて手作業でチャットの返信対応を行っており、対応件数の増加に伴い工数と心理的負荷が増していました。
導入したAI / プロセス
IBJは株式会社エスタイルが提供するセミオーダーメイド型AI開発ソリューション「Spindle AI」を導入しました。既存のチャット機能にAI返信文面案の生成機能を組み込み、担当者がAIの提案を確認・修正して送信する仕組みを構築。開発期間は約2ヶ月で完了しています。
株式会社エスタイルのプレスリリース(2026年7月22日)によると、導入後は問い合わせ対応時間が1件あたり約3分まで削減され、問い合わせ担当者の心理的負荷の軽減も確認されたとしています。
成果(数字)
- 問い合わせ対応工数:約40%削減
- 1件あたりの対応時間:平均約5分 → 約3分
- 開発期間:約2ヶ月で完了
中小企業が学べるポイント
IBJは婚活業界の上場企業ですが、本事例の核心は「問い合わせ対応をAIに下書きさせ、人が確認して送る」というシンプルな仕組みにあります。この構造は業種を問いません。
- 対象業務の選定基準: 返信テンプレートが存在する業務はAI下書きとの相性が高いといえます。チャット・メール・フォーム対応が候補になります
- 導入ハードル: IBJでは既存のチャットツールにAPI連携する形で約2ヶ月で開発を完了しています。ゼロから基盤を作る必要はありません
- 効果の出方: 1件あたりの時間短縮は2分でも、件数が多ければ工数インパクトは大きくなります。月間100件対応なら月3時間以上の削減が見込めます
出典: 株式会社エスタイル「加盟店4,800社を支える問い合わせ対応をAIで効率化。IBJの問い合わせ対応工数を約40%削減」(2026年7月22日)
