企業事例
伯東がAI契約審査でNDA工数を5分の1に削減 — 英文NDAは2時間→10分へ
この記事の監修者
株式会社デジタルゴリラ
導入企業概要
伯東株式会社は、半導体や電子部品を中心とした商社機能とケミカルメーカー機能の双方を持つハイブリッド企業だ。従業員は連結1,504名、単体727名。本社は東京都新宿区に置く。
エレクトロニクス商社の法務が抱えていた課題
同社の法務部門には月間約90件の契約審査依頼が届く。そのうちNDA(秘密保持契約)案件が約3割を占め、定型的な審査に工数が集中していた。とくに英文NDAは1件あたり約2時間を要し、複雑でリスクの高い重要案件への集中が難しい状態だった。社内に汎用の生成AI環境は整っていたが、リスク指摘にとどまりWordファイルへの修正履歴やコメントの自動生成ができず、実務に組み込めなかった。
導入したAI / プロセス
GVA TECH株式会社が提供する「OLGA AIコンサルティング」を導入した。まず自社固有の審査基準をプレイブック(判定ルール集)として構築し、AIがそのプレイブックに沿って契約書を判定する仕組みを整えた。契約書の比較からプレイブック準拠の判定、修正履歴・コメントの生成、Wordへの反映までが一気通貫で完結する。
「数分で自社基準に則った修正履歴とコメント付きのWordファイルが出力され、そのまま実際の審査プロセスに組み込める」
(出典:GVA TECH プレスリリース 2026年8月25日)
成果(数字)
英文NDA審査時間:2時間 → 約10分
NDA全体の審査工数:5分の1に削減
今後はNDAを事業部門で完結させ、海外拠点への展開も視野に入れた「守りのDX」を推進する方針だ。
出典: GVA TECH「伯東株式会社の『OLGA AIコンサルティング』支援事例を公開。自社の審査基準(プレイブック)構築と生成AIの活用で、契約レビュー工数を5分の1に削減」(2026年8月25日)
