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GSユアサが社内ITヘルプデスクをAIエージェント化 — 問い合わせ対応を平均2時間→10分に短縮、Copilot Studioで2週間構築した事例

この記事の監修者 株式会社デジタルゴリラ

導入企業概要

株式会社GSユアサは、京都府京都市に本社を置く蓄電池・電源システムのメーカーだ。同社は情報システム部の社内ITヘルプデスク業務にAIエージェントを導入し、問い合わせ対応にかかる時間を平均2時間から10分まで短縮した。この取り組みを、構築を支援した株式会社スキルアップNeXtが2026年4月15日に公表した。

導入の背景と課題

社内のIT部門には、日々さまざまな問い合わせが寄せられる。GSユアサでは過去の対応履歴を膨大に蓄積していたが、古い情報が混在して検索性が下がり、担当者が都度こうした履歴を再検索したり個別に確認したりする必要があった。

対応品質も担当者ごとの知見に依存しており、標準化が課題だった。既存のチャットボットは定型外の問い合わせに答えられず、窓口担当者が手作業でメールを振り分ける負担も工数を圧迫していた。

導入したAI / プロセス

導入したのは、Microsoft 365環境との親和性が高いローコードツール「Microsoft Copilot Studio」を使って構築したAIエージェントだ。プログラミングを一から行うのではなく、既存のMicrosoft環境の上でエージェントを組み上げる方式のため、要件定義からエージェント構築までを2週間で完遂した。

ポイントは、蓄積した問い合わせ履歴を「AIがそのまま回答に使える構造化されたデータ」へ整理し直したことだ。データの持ち方を見直したことで、定型外の質問にも履歴を踏まえた回答を返せるようになり、問い合わせの約7割をカバーできるようになった。

「AIがそのまま回答に使える構造化されたデータの重要性に気づけたことは大きな収穫です」

(出典:GSユアサ 情報システム部 渡辺氏、スキルアップNeXt プレスリリース 2026年4月15日)

成果(数字)

  • 問い合わせ対応時間:平均2時間 → 10分(達成済み)
  • 開発期間:要件定義からエージェント構築まで2週間で完遂
  • 対応カバー範囲:問い合わせの約7割
  • 年間削減効果:約10,300時間(約5.4人分の労働力に相当)の削減を見込む
  • 追加改修により、合計で約14,500時間の削減を見込む

※年間削減効果(約10,300時間・約14,500時間)はスキルアップNeXt公表の見込み値。達成済みの確定実績は対応時間・構築期間・カバー率の3項目。


出典: スキルアップNeXt、GSユアサのAIエージェントを構築し、ITヘルプデスク工数を約10,300時間/年削減見込み。(株式会社スキルアップNeXt プレスリリース)(2026年4月15日)

株式会社デジタルゴリラ