学校法人中央工学校がTOKIUM導入で経理業務を年間600時間削減 — 1909年創立の老舗専修学校が紙中心の処理から脱却
学校法人中央工学校とは
100年以上にわたり紙と手作業で積み上げてきた事務処理が、AIで根本から変わりはじめている。1909年(明治42年)創立、117年の歴史を持つ老舗専修学校で、専任職員約150名が在籍し、建築・インテリア・機械・電気など多彩な分野の職業教育を提供している。本部は東京都北区に置く。
導入の背景と課題
年間約4,000件の請求書処理と経費精算を、すべて紙中心のアナログなプロセスで処理していた。
財務課が証憑(領収書・請求書)をExcel、ネットバンキング、会計システムの3か所に繰り返し手入力。転記確認・修正の工数が積み重なり、教育機関として本来注力すべき業務を圧迫していた。経費精算では少額でも上長の押印と現金受け取りが必要で、現場から「教育活動の負担になっている」との声が上がっていた。
導入したAI / プロセス
請求書や経費精算の書類処理をAIで自動化するクラウドサービス「TOKIUM(トキウム)」のインボイスと経費精算を導入した。
請求書が届いた時点でAIが自動でデータ化し、会計システムへの転記作業そのものをなくす仕組みを構築。経費精算もスマートフォンで申請・承認できる形に切り替えた。紙を中心とした処理プロセスを根本から刷新できることが、導入の最大の決め手だったという。
TOKIUMの導入により、財務課だけでも請求書処理と経費精算の時間を年間約600時間削減でき、小口現金の管理や支払い漏れといった長年の懸念も軽減されました。
法人本部 財務課 上野(出典:株式会社TOKIUM PR TIMES プレスリリース 2026年9月14日)
成果(数字)
・財務課の請求書処理と経費精算工数:年間約600時間削減
・小口現金の管理ミス・支払い漏れのリスクを軽減
・証憑の3か所手入力→転記作業ゼロへ
導入のポイント
「学校法人の話だから関係ない」と感じるかもしれないが、この事例の本質は業種を問わない。
財務課がExcel・ネットバンキング・会計システムの3か所に同じデータを手入力する構造は、中小企業の経理現場でも珍しくない。「うちも同じことをやっている」という担当者は多いはずだ。専任職員150名規模で根付いていた紙の文化を変えられたという事実は、同規模の中小企業にとって導入判断の参考になる。
学校法人という、企業とは異なる独自の業務フローを持つ組織での導入実績がある。「うちの業界は特殊だから」という理由での導入見送りを、一度見直す余地があるかもしれない。
出典: 株式会社TOKIUM PR TIMES「1909年創立の学校法人中央工学校、TOKIUM導入で経理業務を年間約600時間削減」(2026年9月14日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000507.000009888.html
