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Anthropic AI専用データセンター基盤「Theseus」設立 Macquarie・GICと500億ドル投資始動

この記事の監修者 株式会社デジタルゴリラ

Claude開発元のAnthropicが、オーストラリアのMacquarie Asset Management(マッコーリー・アセット・マネジメント)およびシンガポール政府系ファンドGICと共同で、AI専用データセンター基盤「Theseus Infrastructure」を2026年8月10日に設立した。米国内でAnthropicをアンカーテナントとする大規模施設を開発・運用する。

発表の概要

Theseus Infrastructureは、MacquarieとGICが出資・所有し、Anthropicが長期契約で施設を借り受ける構造を取る。各施設はAnthropicのAI計算需要に特化した設計で建設され、まず米国内で開発を開始する。

Anthropicは2025年に米国内のデータセンターへ500億ドル(約7.5兆円)規模の投資計画を表明しており、今回のTheseus設立はその実行手段の中核となる。施設に起因する地域の電力料金上昇分はAnthropicが負担する方針だ。

“Anthropic committed to covering any consumer electricity price hikes from the facilities.”

(筆者意訳:Anthropicは、施設に起因する地域の電力料金上昇分を負担することを確約した)

── Macquarie公式プレスリリース(2026-08-10)

建設と運用により、数千人規模の建設雇用と恒久的な運用職が生まれる見通しだ。AI企業のインフラ投資では、OpenAIも「Stargate」計画を進めており、大規模データセンター整備の動きが加速している。

中小企業が注目すべきポイント

AI企業がインフラを自社で確保する動きは、クラウドAIサービスの供給安定性に直結する。Anthropicは現在AWS・Google Cloud・AMD・NVIDIAなどからコンピューティングリソースを調達しているが、自社専用施設を持つことで需要急増時のサービス停止リスクが下がる。

自社でClaude等のAIサービスを利用中の企業は、利用先プロバイダのインフラ投資状況を「サービス継続性の判断材料」として把握しておくことが実務上有効だ。


出典: Macquarie「Anthropic, Macquarie Asset Management, and GIC announce strategic partnership to develop dedicated data center infrastructure at scale」(2026-08-10)

株式会社デジタルゴリラ