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企業事例

信和ホールディングスが年間9,000件超の経費精算一次承認をAI化 — 確認工数を年間約100時間削減見込み

この記事の監修者 株式会社デジタルゴリラ

導入企業概要

信和ホールディングス株式会社は、創業1892年のマンション建築・経営、ホテル・温泉施設・介護施設の運営を手がけるグループ企業の統括会社。グループ16社を束ね、従業員数は960名(グループ全体・2024年時点)に上る。

導入の背景と課題

同社グループでは、年間で9,000件以上に及ぶ経費精算が発生する。これまでは経理担当者が経費申請を一件ずつ目視確認し、不備があった場合に差し戻す業務が大きな負担となっていた。同社はすでにTOKIUM経費精算を導入していたが、一次承認・差し戻しの確認工数は残ったままで、経理部門の効率化の余地として課題が残り続けていた。

導入したAI / プロセス

株式会社TOKIUMが提供する「TOKIUM AI経費承認」を導入。社内の経費規程に照らした一次判定をAIが自動で代行する仕組みで、既存のTOKIUM経費精算に追加する形で連携させた。AIが申請内容を自動チェックし、規程に沿っているかどうかを判定することで、経理担当者が目を通す件数を絞り込む運用に切り替えている。

「(前略)規程に沿った一次判定をAIが代行するようになり、経理担当者の確認工数を年間で約100時間削減する見込みです。引き続き、グループ全体でAIの活用を広げ、経理業務の効率化に取り組んでいきたいと考えています」

── 橋倉氏(経理部 / 信和ホールディングス株式会社)プレスリリース 2026年8月6日

成果(数字)

  • 経理担当者の一次確認工数:年間約100時間削減見込み(同社プレスリリース記載の「見込み」値)

同様のアプローチを自社に活かすには

本事例が示すのは「すでに経費精算ツールを使っている組織に、AIの一次判定を重ねる」という段階的なアプローチだ。信和ホールディングスは既存のTOKIUM経費精算を維持しながら、一次承認の判定処理だけをAIに切り替えた。ゼロからシステムを刷新するのではなく、既存の運用に追加する形で変更コストを抑えている。経費精算ツールを既に導入しており、経費規程を社内で文書化している企業であれば、同様の構成を検討できる可能性がある。


出典: 信和ホールディングス株式会社「TOKIUM AI経費承認の導入により、グループ全体の経費精算業務を効率化」(PR TIMES掲載・2026年8月6日)

株式会社デジタルゴリラ