お問い合わせ
企業事例

ポーターズがAIテスト自動化でフルテスト期間を3カ月→約2週間に短縮 — 1回あたり約500万円削減

この記事の監修者 株式会社デジタルゴリラ

導入企業概要

ポーターズ株式会社(東京証券取引所グロース・証券コード5126)は、人材ビジネス向けクラウドサービス「PORTERS」を開発・運営している。海外12カ国を含む人材紹介・派遣会社を中心に、導入実績は2,200社を超える。

導入の背景と課題

「PORTERS」の機能拡張に伴い、マニュアルテストの工数が年々膨らんでいた。約3万件のフルテストに3カ月を要する状態が続き、ミドルウェアのバージョンアップ期間中は新規リリースが完全にストップしてしまう。セキュリティ対応と機能開発の両立が困難になっていたことが、AI活用に踏み切る直接の契機となった。

導入したAI / プロセス

同社は2023年11月、AIテスト自動化プラットフォーム「MagicPod」を導入した。MagicPodはプログラミング不要で直感的に操作でき、AI技術を活用した自動修正機能によりテストプログラムの保守コストを下げられる点が評価された。外部パートナーの伴走を経てオフショアチーム(ベトナム・VNEXT社)にノウハウを移管し、現在はベトナム側メンバーが自走で”常に回し続けるQA”を運用している。

「この『常に回し続ける体制』を作れたことが本当に大きいです。『テストは特別な作業ではなく、開発の一部』という位置づけで運用できるようになりました」

(出典:ポーターズ株式会社 大石光洋氏 プレスリリース 2026年6月16日)

成果(数字)

  • フルテスト期間:3カ月 → 約2週間(約3万件規模)
  • コスト削減:1回あたり約500万円
  • フルテスト中も開発を止めずにリリースを継続可能

テスト自動化の成否は、ツール導入そのものよりも「回し続ける体制」の構築にかかっている。外部パートナーの伴走から自社チームへの移管プロセスが、コスト削減の再現性を決めた。


出典: ポーターズ株式会社「ポーターズ、『MagicPod』を導入し、オフショアチームでの自走体制を構築。1回あたり約500万円のコスト削減と”常に回し続けるQA”を実現」(2026年6月16日)

株式会社デジタルゴリラ