営業代行グループがAI企業データ基盤「KIJI」で架電前リサーチを仕組み化 — 580万社データで属人化を解消
導入企業概要
株式会社グローバルセールスエージェントは、東京都渋谷区に本社を置くBtoB・BtoC営業代行企業。コールセンター運営や人材派遣・EC運用代行・倉庫業を手がけるグループ4社を擁し、中小企業(従業員300名規模まで)を中心に成果報酬型の営業支援を展開している。
営業代行が抱える「架電前リサーチ」の課題
成果報酬型の営業代行では、架電前のターゲット選定と企業リサーチの精度が売上に直結する。とくに中小企業の情報は公開資料が限られるため、複数の情報源を確認する必要があり、1社あたり約5分、100社で約500分(約8時間)のリサーチ工数が発生していた。リサーチ精度は担当者の経験に左右され、属人化も課題だった。
AIが企業情報を自動整理する「KIJI」を導入
グローバルセールスエージェントは、DATAZORA株式会社が提供する企業インテリジェンス・プラットフォーム「KIJI」を導入。580万社の企業データをAIが自動整理し、企業概要・事業内容・直近ニュース・採用状況などを即座に参照できる環境を構築した。
「リサーチに充てていた時間を、架電やお客様対応など本来注力すべき営業活動に振り向けられるようになっています。」
── 二宮様(営業本部マネージャー / グローバルセールスエージェント)プレスリリース 2026年7月21日
成果
- 架電前リサーチ工数:1社あたり約5分かかっていたリサーチ時間を大幅に短縮
- 有効コンタクト数:セグメントを切ったアプローチの精度向上により増加を実現
- 受注創出:直近で受注も発生
営業リサーチの属人化はAIデータ基盤で仕組みに変えられる
架電前リサーチの工数問題は、営業代行に限らずどの業種でも発生する。見込み顧客の情報を調べるのに何分かかっているか、担当者によって調査の質にばらつきがないか——この問いは多くの営業組織に当てはまる。
本事例のポイントは、580万社のデータ基盤を導入したことで、経験の浅い担当者でもベテラン並みのリサーチ精度を出せるようになった点にある。属人化の解消は「個人のスキルを底上げする」だけでなく、「仕組みで経験格差を埋める」というアプローチが有効だ。まずは自社の営業リサーチにかかっている時間を1社あたり何分か計測し、ボトルネックを可視化するところが第一歩になる。
出典: DATAZORA「営業代行で始まった「KIJI」活用が、580万社データを活用したグループ共通の営業データ基盤へ」(2026年7月21日)
