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企業事例

TOPPAN SX推進センターが営業フィードバックをAI化 — マネージャー工数を月24時間から1時間へ

この記事の監修者 株式会社デジタルゴリラ

TOPPANとは — 印刷テクノロジーから3事業領域へ展開する大手企業

TOPPAN株式会社は、印刷テクノロジーをベースに「情報コミュニケーション」「生活・産業」「エレクトロニクス」の3事業分野を展開する企業である。TOPPANホールディングスの連結従業員数は51,988名(2025年3月末現在)。今回の導入部門は、生活・産業事業本部 SX推進センター。

導入の背景と課題

SX推進センターでは事業拡大に伴い、社内外の打ち合わせや商談が1日に複数件発生する状態が常態化していた。会議後の議事録作成は手作業で行っており、負荷が増大。対話データを十分に活用できていないことも課題だった。マネージャーがメンバーの商談内容を把握してフィードバックする工数は、月24時間を費やしていた。

導入したAI / プロセス

対話データAIプラットフォーム「ailead(エーアイリード)」を導入した。aileadは400社超のエンタープライズ企業に導入されている実績を持つ。会議や商談の録画・自動文字起こし・要約に加え、AIフィードバック機能を備える。商談内容をAIが分析し、改善点やネクストアクションを自動で提示する仕組みだ。CRM更新や評価レポート作成も自動化される。セキュリティ面ではISO/IEC 27001(ISMS)を取得しており、顧客データがAI学習に利用されない設計となっている。

マネージャーは月1回・約1時間の確認ミーティングで全体を把握する体制へと移行しています。

(出典:株式会社ailead プレスリリース 2026年4月2日)

成果(数字)

  • 人材育成・フィードバック工数:月24時間 → 月1時間に削減
  • マネージャー確認ミーティング:月1回・約1時間で全メンバーの状況を把握
  • 削減した時間はナレッジ共有やインサイドセールス強化に再投資

中小企業が真似できるポイント

大企業の事例に見えるが、この取り組みの構造は規模を問わず応用できる。まず取り組むべきは「フィードバックに毎月何時間かかっているか」を計測するステップだ。計測するだけで、AIに任せられる部分が浮かび上がる。

ツールの組み合わせは最小構成でよい。Google MeetやZoomの録画機能とaileadのようなAI分析サービスを組み合わせれば、商談内容の自動文字起こし・要約・改善提案が実現できる。専用の社内システムは不要だ。

運用設計のポイントは「AIが日常チェックを担い、マネージャーは月1回の確認に集中する」という役割分担にある。毎回の商談を全部チェックするのではなく、AIが拾い上げた重要論点だけを人が判断する仕組みにすることで、マネージャーの負荷を構造的に下げられる。


出典: 株式会社ailead「【事例公開】TOPPAN株式会社がaileadを導入。AIフィードバック機能の活用で、月24時間かかっていた人材育成工数を1時間に削減」(2026年4月2日)

株式会社デジタルゴリラ