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企業事例

サイバーエージェントがAI営業研修でこう変わった — トレーナー付き添いロープレ最大14回→0回

この記事の監修者 株式会社デジタルゴリラ

導入企業概要

株式会社サイバーエージェントは東京都渋谷区に本社を置くインターネット広告・メディア・ゲーム事業を展開する企業である。1998年3月設立、東証プライム上場。今回の導入対象はインターネット広告代理店事業の新卒育成プログラムだ。

導入の背景と課題

インターネット広告の営業現場では、多様な広告メディアの特性を理解し顧客に説明する力が求められる。新入社員の早期育成には実践的なロールプレイングの反復が不可欠だが、従来は先輩社員が相手役を務めていたため、指導にかかる時間と負担が大きな課題になっていた。先輩社員が本来の業務に充てる時間が圧迫され、育成品質も指導者の経験差に左右される状態だった。

導入したAI / プロセス

AVITA株式会社が開発するAIロープレサービス「アバトレ」を新卒育成プログラムに導入した。AIアバターが顧客役を務め、時間・場所を問わず繰り返し営業ロールプレイングが可能になる仕組みだ。活用場面は大きく2つ。1つ目は広告メディア説明力の育成で、顧客との初回面談を想定した特性説明の練習。2つ目は運用振り返り・提案力の育成で、出稿後の実績報告と施策提案の打ち合わせ練習だ。ロープレ後はAIが自動で評価とフィードバックを提供し、新入社員が自律的にスキルを向上できる。

「自分の言葉で何度もロープレを重ねることで理解度が上がり、細かいフィードバックが改善に役立つ」

── 小室帆南氏(AIオペレーションテクノロジー部 / サイバーエージェント)(出典:プレスリリース 2026年7月24日)

成果(数字)

  • トレーナー付き添いロープレ回数:最大14回 → 0回に削減
  • 実績期間:新卒配属後3ヶ月(2026年4〜6月)
  • 育成品質:指導者に左右されない一定品質のシナリオで標準化

営業OJTに悩む中小企業が注目すべきポイント

今回はサイバーエージェントの事例だが、AIロープレの仕組みは業種・規模を問わず応用できる。不動産営業の物件説明、保険営業のプラン提案、BtoB商材のヒアリングなど、対人の反復練習が必要な業務であれば同様の効果が見込める。特に少人数の企業ほど「先輩が教える時間がない」問題は深刻であり、AIが相手役を代替する価値は大きい。


出典: AVITA株式会社「AVITAのAIロープレ『アバトレ』、サイバーエージェントのインターネット広告代理店事業の営業研修に導入」(2026年7月24日)

株式会社デジタルゴリラ