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企業事例

社員ゼロのサマーウインドが生成AIで外注費を年300万円削減 — 1年間の実測値(失敗含む)を公開

この記事の監修者 株式会社デジタルゴリラ

導入企業概要

株式会社サマーウインドは2005年設立・東京都千代田区のサービス業企業。代表取締役・渡部純一が社員ゼロ・1人経営で5社を保有し、全実務を生成AI(Claude Code)で自己完結させている。コード記述・エンジニア不在の状態からAI全面運用体制を構築した点が特徴だ。

導入の背景と課題

複数事業を社員なしで運営するには、WebサイトやDM・経理といった専門業務のすべてを外注に頼らざるをえなかった。ホームページ1件で100万円・3ヶ月の見積もりが届くような状況では、小規模事業のスピードと利益率が圧迫される。コードが書けなくても業務を自社内で完結させられるか。その答えを生成AIの全面活用で探ることにした。

導入したAI / プロセス

投入したのはClaude Code1本で、指示はすべて自然言語だ。約1年で業務の自動化範囲を広げてきた。ホームページ更新からスタートし、現在は毎日1本の動画制作、300社への個別カスタマイズメール送付、請求・入金の照合ソフト自社開発(現在は商品として販売)、毎朝8時30分に広告・LINE・サイト数値をまとめた日報の自動配信まで実装済みだ。

「単純作業を一切しなくてよくなりました。天国みたいです。同じことを自分の会社で毎日やっている人が周りにいないので、数字ごと出すことにしました」

渡部純一(代表取締役 / 株式会社サマーウインド)プレスリリース 2026年9月7日

成果(数字)

外注費削減:「少なく見積もって年300万円が消えました」
HP作り直し:外注見積もり100万円・3ヶ月 → AIで半日完了
名刺データ化:129枚・写真12枚から43分で118件、照合誤りゼロ

同社は失敗側の数字も公開している。無料で渡した業務ツール8社分の継続利用率はゼロ。広告設定の見落としで6日間停止し、通常40件の申込が5件になった事例もある。

自社業務に置き換えると

「社員ゼロ」という前提を外しても、この事例が示す本質は変わらない。外注していた業務をAIで内製化するプロセスの変更だ。HP更新・営業メール・名刺データ化などは、社員を持つ中小企業にも日常的に存在する作業である。専任担当者がこなしてきた繰り返し業務を1つ選んでAIに渡す。そこからコスト削減が始まる。コードは不要で、指示だけでよい。


出典: 株式会社サマーウインド「社員ゼロで5社を保有。実務をAIに渡して1年、外注費300万円が消えた。サマーウインドが「失敗した側の数字」も含めて実測を公開」(PR TIMES 2026年9月7日)

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