Google Gemini 3.7 Flash発表 コーディング・エージェント特化で競合の3分の1の価格
Google DeepMindは2026年8月13日、AIモデル「Gemini 3.7 Flash」を発表した。コーディングとエージェントワークフローに特化した設計で、前モデル3.6 Flashからわずか3週間での投入となる。
発表の概要
Gemini 3.7 Flashは、3.6 Flashのコア推論基盤にアルゴリズム改良を加えたモデルで、新たな事前学習は行わずに性能を引き上げている。入力100万トークンあたり0.75ドル、出力100万トークンあたり3.75ドル(2026年12月末までの導入価格)で提供され、Claude Sonnet 5やGPT-5.6 Terraと比較して約3分の1のコストとなる。
主要ベンチマークでは、ソフトウェアエンジニアリング指標DeepSWE v1.1が49.0%から65.3%に、コード品質指標FrontierCode 1.1が34.4%から43.6%に向上した。業務自動化指標AutomationBenchでは17.0%から30.4%へ改善し、Claude Sonnet 5(10.7%)やGPT-5.6 Terra(23.6%)を上回る数値を記録している。
1Mトークンのコンテキストウィンドウと最大64Kトークンの出力に対応し、テキスト・画像・音声・動画・PDFを入力として処理できる。Gemini API、AI Studio、Google Antigravity、Gemini Enterprise Agent Platformで利用可能となっている。
“our most intelligent workhorse model yet for coding and agents”
(筆者意訳:コーディングとエージェント用途において、これまでで最も賢い実用モデルです)
── Tulsee Doshi, Senior Director of Product Management, Google
出典: Google「Introducing Gemini 3.7 Flash」(2026-08-13)
