ChromeのChatGPT拡張機能おすすめ7選【2026年最新・削除済みに注意】
AI組織変革事業に従事。「最後までやり切る力は誰にも負けません」をモットーに、AI導入プロジェクトの推進と組織内のチームビルディングを支援する。
ChromeのChatGPT拡張機能おすすめ7選【2026年最新・削除済みに注意】
ChromeでChatGPTを使うための拡張機能を検索すると、今も「WebChatGPT」「ChatGPT for Google」が出てきます。2026年9月時点、どちらも削除済みです。OpenAI公式拡張もAtlas終了(2026年8月)で仕様が変わりました。本記事では最新データをもとに今すぐ使える拡張機能を選び方・セキュリティリスクとともに解説します。
目次
OpenAI公式のChatGPT Chrome拡張機能とは?2026年後半の変化

OpenAI公式のChatGPT Chrome拡張機能とは、OpenAI自身が開発・提供するChrome向けブラウザ拡張で、ChatGPTの機能をブラウザから直接使えるツールです。2026年8月9日にOpenAIのAIブラウザ「ChatGPT Atlas」が終了し、ブラウザ操作の機能はChatGPT本体のデスクトップアプリとChrome拡張機能へ統合されました。まずOpenAI公式拡張の最新仕様を押さえておきましょう。
ChatGPT Atlasが2026年8月9日に終了、Chrome拡張機能へ統合
ChatGPT Atlasは2025年10月に公開されたOpenAI製のAIブラウザで、わずか10ヶ月足らずで2026年8月9日に提供を終了しました。
OpenAIは移行先として2つを公式に案内しています。1つはChatGPTデスクトップアプリ、もう1つはChrome拡張機能とサイドバーです。OpenAIが単体ブラウザという形態をやめ、ChatGPTとCodexにブラウザエージェント機能を統合する方針へ転換した結果です。
Atlasユーザーは引き続きChatGPTデスクトップアプリから同等の機能を利用できます。この変化により「ChromeでChatGPTを使いたい」という検索の中心は、今やOpenAI公式のChrome拡張機能に移っています。他のサードパーティ製拡張と一緒に選ぶ前に、まず公式拡張の仕様を正確に押さえておきましょう。
出典:ブラウザベースのエージェント型作業に向けたAtlasからChatGPTへの進化|OpenAI Help Center
https://help.openai.com/ja-jp/articles/20001371-evolving-atlas-into-chatgpt-for-browser-based-agentic-work
公式Chrome拡張は「ChatGPTデスクトップアプリ前提」の設計
ここが多くの紹介記事と異なる重要な点です。OpenAI公式のChrome拡張機能は、Chromeウェブストアから単独で追加するだけでは動作しません。
インストールはChatGPTデスクトップアプリの「Settings > Computer Use」から行う設計です。手順はデスクトップアプリを最新バージョンにアップデートし、その設定画面から拡張機能を追加する流れになります。対応ブラウザはChrome・Edge・Brave・Opera・Vivaldiの5種類です。
事前にChatGPTアカウントとデスクトップアプリの両方を用意してからセットアップを始める—この前提を知らないまま導入しようとすると、拡張機能を追加しても思うように動かない原因になります。
出典:Browser extension|ChatGPT Learn(OpenAI公式ドキュメント)
https://learn.chatgpt.com/docs/chrome-extension
「Control your browser with ChatGPT.」—公式拡張でできること・できないこと
公式拡張のキャッチコピーは「Control your browser with ChatGPT.(ChatGPTでブラウザを操作する)」。サイドチャット・Webリサーチ・ドキュメント作成・ウェブサイトのテストといった機能を提供します。
ブラウジングを中断せずに使えるサイドチャットが利用できるのはChrome・Edge・Brave・Vivaldiです。OperaはサイドチャットがサポートされていないためOperaユーザーはデスクトップアプリから操作を開始する必要があります。開いているタブをメンションして文脈として渡す機能、字幕のあるYouTube動画への質問、右クリックから「Ask ChatGPT」を呼び出す操作—これらすべてに対応。
新しいWebサイトを操作する際はデフォルトで確認が入り、「今回のみ許可」「このサイトに許可」「すべてのサイトに許可」「拒否」から選択できます。プライバシー面では、OpenAIはブラウザ操作の完全な独立した記録は保存しないとしています。ただし、ChatGPTのコンテキストに入ったテキスト・スクリーンショット・要約は保存される点に注意してください。業務利用の際は、機密情報の取り扱いを社内ポリシーと照らし合わせた上で使いましょう。
出典:Browser extension|ChatGPT Learn(OpenAI公式ドキュメント)
https://learn.chatgpt.com/docs/chrome-extension
ChromeのChatGPT拡張機能おすすめ7選(2026年9月最新・ユーザー数順)

2026年9月時点でChromeウェブストアから入手できる拡張機能を、ユーザー数の多い順に7つ厳選しました。WebChatGPT・ChatGPT for Googleは削除済みのため含んでいません。
| 拡張機能 | ユーザー数 | 評価 | 主な機能 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| ChatGPT(OpenAI公式) | 500万 | 2.9 | ブラウザ制御・サイドチャット | 拡張の追加は無料(ChatGPTアカウント+デスクトップアプリが必要) |
| Sider | 500万 | 4.9 | マルチAIサイドバー・要約・翻訳 | Nano $10〜Max $100/月 |
| Monica | 300万 | 4.9 | GPT/Claude切替・PDFチャット | 無料あり/Pro $8.3/月〜 |
| AIPRM | 100万+ | 3.9 | 4,500+プロンプトテンプレート | 無料/Plus $10/月〜 |
| Merlin AI | 90万 | 4.8 | Ctrl+M呼び出し・128言語翻訳 | 無料(制限あり)/Pro $19/月 |
| MaxAI | 70万 | 4.7 | Gmail/YouTube連携・55言語 | 無料/Pro $12/月〜 |
| Glarity | 10万 | 3.9 | YouTube要約・翻訳 | 無料/有料 |
※数値はすべて2026年9月15日時点のChromeウェブストア実データ
ChatGPT(OpenAI公式)—500万ユーザー・評価2.9の”主役”拡張機能
提供元:OpenAI/ユーザー数:500万/評価:2.9(709件)/バージョン:1.26.901.11451(2026年9月5日更新)
Chromeウェブストアの詳細ページで提供元が「OpenAI」と明記されている、OpenAI自身の拡張機能です(拡張機能ID:hehggadaopoacecdllhhajmbjkdcmajg)。同じ「ChatGPT」の名称を使う拡張は他にもあるため、提供元とIDで見分けてください。
主な機能はサイドチャット・ウェブサイトのテスト・ドキュメント作成・ログイン済みサイトのリサーチです。LinkedIn・Salesforce・Gmail・社内ツールなど、すでにログインしているサービス上でChatGPTに読み取りや操作をさせられます。
注意点として、インストールにはChatGPTデスクトップアプリが前提です。前セクションで解説したとおり、Chromeウェブストアから追加するだけでは使えません。
評価が2.9と低い点が目につきますが、低評価の具体的な理由は公式には公表されていません。実際に導入する際は、公式ドキュメントを参照しながらセットアップを進めると確実です。
プライバシーポリシーでは、個人識別情報・認証情報・Web履歴・Webサイトコンテンツなど幅広いデータの収集を開示しています。業務での活用を検討する際は、この収集範囲を社内の情報管理部門と事前に確認しておくと安心できます。ChatGPTの料金プランについては「ChatGPTの料金・解約・商用利用ガイド【2026年6月最新】」もご参照ください。
出典:ChatGPT – Chrome Web Store(OpenAI)
https://chromewebstore.google.com/detail/chatgpt/hehggadaopoacecdllhhajmbjkdcmajg
Sider—500万ユーザー・評価4.9・Chrome Awards選出のマルチAIサイドバー
提供元:Vidline Inc./ユーザー数:500万(Chrome Web Store)/評価:4.9(114.3K件)/バージョン:5.32.8(2026年9月12日更新)
OpenAI公式と並ぶ500万ユーザーを誇り、評価は4.9とほぼ満点です。公式サイトではChrome Awards「Editors’ Picks 2026」「Favorites of 2025」への選出を掲げています。なお、Sider公式サイトが掲げる「10M+ active users」はChrome以外のEdge・Safari・モバイルアプリを含む全プラットフォームの合計値です。
ChatGPT・Claude・Gemini・DeepSeek・Grokを1つのサイドバーに統合し、記事・動画要約、リライト、50言語以上の翻訳、PDFチャット、画像解析、リアルタイムWeb検索、画像生成、YouTube要約(バイリンガル字幕)まで幅広い用途をカバーします。
料金はNano $10/月・Lite $25/月・Pro $50/月・Max $100/月の有料4プランです(2026年9月時点)。公式pricingページに無料プランの記載はありません(2026年9月時点)。 導入前に公式サイトで最新のプラン情報を確認することをすすめます。
複数のAIを切り替えながら作業したい方や、要約・翻訳・PDF活用を1つのツールでまとめたい方に向いています。
出典:Sider: Chat with all AI – Chrome Web Store
https://chromewebstore.google.com/detail/difoiogjjojoaoomphldepapgpbgkhkb
出典:Pricing & Plans|Sider AI(公式)
https://sider.ai/pricing
Monica—300万ユーザー・評価4.9・別途ChatGPTアカウント不要
提供元:BUTTERFLY EFFECT PTE. LTD./ユーザー数:300万/評価:4.9(32.3K件)/バージョン:9.0.22(2026年8月6日更新)
Monicaの最大の特徴は、別途ChatGPTアカウントを持っていなくても使い始められる点です。Monica自体のアカウントを作れば、GPT・Claude・Geminiを切り替えながら利用できます。Cmd/Ctrl+Mで即起動でき、対応言語は54言語。
機能はAIサイドバーでの質問応答・文章生成・画像生成・ドキュメント要約・翻訳・PDFチャット・メール返信・AIエージェントによるブラウザ操作と多岐にわたります。
料金は無料プランあり(1日の利用上限あり)、Pro $8.3/月(年払い $99/年)、Max $16.6/月(年払い $199/年)、Ultra $82.9/月(年払い $995/年)の構成です(2026年9月時点)。MaxとUltraは価格調整の可能性があると公式が明示しているため、最新情報は公式サイトで確認してください。
ChatGPTアカウントをまだ持っていない方や、複数のAIを手軽に試したい方に適しています。
出典:Monica: All-In-One AI Assist – Chrome Web Store
https://chromewebstore.google.com/detail/ofpnmcalabcbjgholdjcjblkibolbppb
出典:Plans & Pricing – Monica(公式)
https://monica.im/pricing
AIPRM—100万ユーザー・4,500以上のプロンプトテンプレート
提供元:AIPRM, Corp./ユーザー数:100万以上/評価:3.9(3,400件)/バージョン:1.4.8.28(2026年9月4日更新)
AIPRMはChatGPT.com上での操作に特化した拡張機能です。マーケティング・営業・コピーライティング・SEOなど幅広い分野をカバーする4,500以上のプロンプトテンプレートを提供します。
専用プロンプトをワンクリックで呼び出せるため、定型的な文章作成タスクを繰り返している方の作業効率を上げやすいツールです。
2点の注意事項があります。 1点目はAIPRMアカウントの登録が必要な点。2点目は、他のChatGPT拡張機能との競合が起きやすいため、ストアの説明文には他のChatGPT拡張をアンインストールするよう明記されています。複数の拡張を併用している方は事前に確認してください。
料金はAIPRM Plus $10/月・AIPRM Pro $33/月(年払いで2ヶ月無料)です(2026年9月時点)。Team/Businessプランの詳細は公式サイトをご確認ください。
出典:AIPRM for ChatGPT – Chrome Web Store
https://chromewebstore.google.com/detail/ojnbohmppadfgpejeebfnmnknjdlckgj
出典:Plans & Pricing – AIPRM for ChatGPT & Claude(公式)
https://app.aiprm.com/pricing
Merlin AI—90万ユーザー・Ctrl+Mで任意タブからAI呼び出し
提供元:Foyer Tech/ユーザー数:90万/評価:4.8(8.8K件)/バージョン:8.2.3(2026年8月19日更新)
Merlin AIの強みは、どのWebページを開いていてもCtrl+M(Mac: Cmd+M)一発でAIを呼び出せる点です。ChatGPT・Gemini・Claude等を1つのUIで利用でき、Webページ・PDFとのチャット・128言語翻訳・メール作成・コード生成・SNS投稿作成など「70+ AI tools」を標榜しています。
注目したいのは無料プランの範囲です。公式pricingページには「Limited access to Chrome Extension features」と明記されており、無料では拡張機能の機能自体が制限されます。 「とりあえず無料で全機能を試せる」と期待すると、実際には一部しか使えない可能性があります。
料金はFree(無料・機能制限あり)・Pro $19/月・Teams $180/席(年払い・最低2席)の構成です(2026年9月時点)。Proの月額$19はChatGPT Plus($20/月)と近い価格帯のため、ChatGPT以外のモデルも使いたい方なら比較検討する価値があります。
出典:Merlin AI – Chrome Web Store
https://chromewebstore.google.com/detail/camppjleccjaphfdbohjdohecfnoikec
出典:Pricing|Merlin AI(公式)
https://www.getmerlin.in/pricing
MaxAI—70万ユーザー・Gmail・LinkedIn・YouTubeで動作
提供元:maxai.co/ユーザー数:70万/評価:4.7(14.5K件)/バージョン:8.37.3(2026年8月24日更新)
MaxAIはAIサイドバーと右クリックメニューをChromeに統合し、閲覧中のページを即座にAIで処理できます。Google Docs・Gmail・YouTube・LinkedInなど日常的に使うサービスに対応しており、対応言語は55言語。
無料プランは$0で使い始められますが、1日あたりのProチャットは3回までという制限があります。それ以上使いたい場合はProプランに移行しましょう。
Pro料金は期間限定の年払いで月$12(通常月払いは月$30)です(2026年9月時点・「Limited time Save 60%」のキャンペーン価格)。キャンペーン期間終了後は価格が変わる可能性があるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。
GmailやLinkedInなど特定のビジネスツール上でAIをすぐに活用したい方に向いている選択肢です。
出典:MaxAI – Chrome Web Store
https://chromewebstore.google.com/detail/mhnlakgilnojmhinhkckjpncpbhabphi
出典:MaxAI Pricing(公式)
https://www.maxai.co/pricing
Glarity—10万ユーザー・YouTube要約と翻訳に特化
提供元:Felo Inc./ユーザー数:10万/評価:3.9(271件)/バージョン:4.46.7(2026年7月12日更新)
GlarityはYouTube動画の要約・翻訳に特化した拡張機能です。タイムスタンプ・FAQ付きの要約、4つの翻訳エンジンによる対訳表示、スクリーンショットのAI解釈—動画コンテンツの情報処理をまとめて効率化できます。
GitHubにオープンソース版が公開されており、ソースコードを確認できる透明性が他の拡張との違いです。セキュリティを重視する技術者には安心材料になります。
ChatGPT-4o・4o-mini・Claudeに対応し、無料モードと有料モードの両方を用意。YouTubeを日常的に活用するリサーチャー・学習者・マーケターに向いています。
出典:Glarity ChatGPT – Chrome Web Store
https://chromewebstore.google.com/detail/cmnlolelipjlhfkhpohphpedmkfbobjc
Chrome拡張機能のインストール手順(3ステップ)

Sider・Monica・AIPRMなどのサードパーティ製拡張のインストールは3ステップで完了します。
ステップ1:Chromeウェブストアで目的の拡張機能を検索し、詳細ページを開く
ステップ2:「Chromeに追加」をクリックする
ステップ3:権限の確認ダイアログで「拡張機能を追加」を選択する
インストール後はアドレスバー右側の拡張機能アイコンから起動。一覧に表示されない場合はパズルのようなアイコンをクリックして「ピン留め」すると常時表示されます。
なお、OpenAI公式の「ChatGPT」拡張は上記の手順ではなく、ChatGPTデスクトップアプリの「Settings > Computer Use」からインストールします。公式拡張だけ手順が異なる点を覚えておいてください。
出典:Chrome ウェブストアから拡張機能をインストールする|Chrome ウェブストア ヘルプ(Google公式)
https://support.google.com/chrome_webstore/answer/2664769?hl=ja
用途・目的別、ChatGPT Chrome拡張機能の選び方

機能が多いほど便利に見えても、用途と合わない拡張を入れても使いこなせません。「自分がChromeで何をしたいのか」を起点に選ぶと、ツール選びはシンプルになります。
ブラウザ操作を自動化したい → OpenAI公式「ChatGPT」
GmailやSalesforceなどログイン済みのサービスを横断して、ChatGPT自身にブラウザを操作させたい場合はOpenAI公式のChrome拡張が基本の選択肢です。Monicaのようにブラウザ操作エージェントを備えたサードパーティ拡張もありますが、そちらは各社独自のエージェントであり、ChatGPTデスクトップアプリのComputer Use機能とは別物です。
事前にChatGPTデスクトップアプリのインストールが必要な点、そして権限設定の管理が必要な点を踏まえた上で導入してください。業務利用では情報セキュリティ部門との事前確認も欠かせません。
複数のAIをまとめて使いたい・PDF要約がしたい → Sider・Monica
ChatGPT・Claude・Geminiを1つのインターフェースで切り替えながら使うならSiderかMonicaが選択肢です。PDF要約・翻訳・YouTube要約といった機能もセットで使えます。
ChatGPTアカウントをまだ持っていないならMonicaが入口として使いやすく、 すでにAIツールを複数使っている方で、公式サイトが掲げるChrome Awards選出の実績を重視するならSiderがおすすめです。どちらも2026年9月時点での評価は4.9です。
プロンプトを効率化したい → AIPRM
毎日同じような文章作成タスクを繰り返しているなら、4,500以上のプロンプトテンプレートを提供するAIPRMが時間を節約してくれます。マーケティング・コピーライティング・SEOなど業種別に整理されており、テンプレートをワンクリックで呼び出せます。
ただし他のChatGPT拡張との競合に注意してください。 AIPRMを導入する前に、すでに入れているChatGPT関連の拡張機能をアンインストールすることをすすめます。
YouTube動画をすばやく要約したい → Glarity
YouTube上で情報収集やリサーチを行う機会が多い方にはGlarityが効率的です。タイムスタンプ付きのAI要約と多言語翻訳機能で、長時間の動画を短時間で把握できます。
GitHubにオープンソース版があり、導入前にコードを確認できるのは大きなメリットです。まずは無料モードで試し、業務に組み込む価値があるかを確認。
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【要注意】今も紹介記事が多いが現在は入手できない拡張機能

Chromeウェブストアで今も上位に紹介記事が出てくる拡張機能のなかに、2026年9月時点ですでに削除済みのものがあります。インストールしようとしても入手できないため、先に把握しておくことで時間の無駄を防げます。
WebChatGPT—2026年9月時点でChromeウェブストアから削除済み
WebChatGPTはChrome Web Storeから削除されており、2026年9月15日時点で新規インストールできません(chrome-stats.comの表示:「Removed」)。
削除前は約100万ユーザー・評価4.25(3,277件)を持つ拡張機能でした。現在も多くのブログ記事やまとめサイトで「おすすめ」として紹介されていますが、Chromeウェブストアではページが空の状態になっています。削除日や削除理由についてはOpenAI/Googleから公表されていません。
同様の機能(Web検索連携・リサーチ支援)を求めるなら、今回紹介したSiderまたはMaxAIが代替の選択肢です。どちらも2026年9月時点でChromeウェブストアから入手できます。ChromeやChatGPT向け拡張機能を幅広く比較したい方は、「ChatGPT拡張機能おすすめ12選【2026年最新】業務・用途別に徹底比較」もあわせてご確認ください。
出典:WebChatGPT|Chrome-Stats
https://chrome-stats.com/d/lpfemeioodjbpieminkklglpmhlngfcn
「ChatGPT for Google」—名称・開発元変更後に削除
「ChatGPT for Google」という名称で知られていた拡張機能(ID: jgjaeacdkonaoafenlfkkkmbaopkbilf)も、2026年9月15日時点でChromeウェブストアから削除されています(chrome-stats.comの表示:「Removed」)。
削除前にはすでに名称が「AI Chat for Search: AI Answers Next to Results」へ、開発元も「AI Chat for Search Team」へと変わっていました。元の開発者が作ったものとは別の拡張機能になっていた経緯があります。
類似した名前の拡張機能が複数存在するため、「ChatGPT for Google」と名乗る拡張を見かけても、それが信頼できる提供元かどうか拡張機能IDで照合してください。拡張機能の詳細ページのURLに含まれるIDを照合する習慣をつけることで、偽装拡張のインストールを防げます。
出典:AI Chat for Search(旧ChatGPT for Google)|Chrome-Stats
https://chrome-stats.com/d/jgjaeacdkonaoafenlfkkkmbaopkbilf
Chrome ChatGPT拡張機能のセキュリティリスクと安全な選び方

ツールの選び方と同じくらい重要なのがセキュリティです。Chrome拡張機能は便利な反面、インストールするだけで幅広い権限をブラウザに付与します。AI拡張機能を選ぶ前に、実際に起きたリスクの事実を把握しておきましょう。
2026年1月、90万回DLされた悪質Chrome拡張がChatGPT会話を盗んでいた

2026年1月、ChatGPT・DeepSeek・Claudeの会話履歴とChromeの閲覧履歴を盗む悪質なChrome拡張機能2種が発見されました。「Chat GPT for Chrome with GPT-5, Claude Sonnet & DeepSeek AI」(60万人以上がインストール)と「AI Sidebar with Deepseek, ChatGPT, Claude and more」(30万人以上が利用)で、合計90万回以上ダウンロードされていました。セキュリティ企業OX Securityが2025年12月29日にGoogleへ報告した事案です。
ITmediaの報道によると、この悪質拡張は「すべてのWebサイトのデータを読み取る」権限を悪用していました。URLに「chatgpt」や「deepseek」が含まれるページを検出すると、画面内の特定要素から会話データを抽出する仕組みです。抽出されたデータはBase64で符号化された後、C2サーバへ送信されていました。
盗まれた情報にはAIとの私的な会話、ChatGPT・DeepSeekに共有したソースコード、経営戦略の議論、Chromeタブの完全なURL、検索クエリ、認証情報が含まれていました。 AIチャットに社内のコードや戦略情報を貼り付けることが多い業務ユーザーほど、被害の深刻度が高い案件です。
出典:ChatGPTの会話を盗む悪質Chrome拡張機能 約90万人がダウンロード済み|ITmedia エンタープライズ
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2601/09/news041.html
出典:ChatGPTとの会話を盗み取る悪意のあるChrome拡張機能|GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20260108-malicious-chrome-extensions-steal-chatgpt-conversations/
「Featuredバッジ付き」でも安全とは限らない
問題になった悪質な拡張機能2種には、Chromeウェブストアの「Featured(おすすめ)」バッジが付与されていました。つまり「Featuredバッジがある=安全」とは言い切れないことが、この事案によって示されました。
Googleはバッジの付与基準を詳細に公表していません。バッジの存在だけを信頼してインストールを決めるのは慎重に考えるべきです。
拡張機能を評価する際は「バッジの有無」より「提供元が公式・実績ある企業か」「要求する権限が機能に対して妥当か」という点を確認する習慣が欠かせません。
出典:ChatGPTの会話を盗む悪質Chrome拡張機能 約90万人がダウンロード済み|ITmedia エンタープライズ
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2601/09/news041.html
安全に使うための5つのチェックポイント
安全にChrome拡張機能を使うための実務的な確認ポイントを5つ整理します。
① 提供元を確認する
Chromeウェブストアの拡張機能ページで「提供元」の名前を調べます。OpenAI・Vidline(Sider)・BUTTERFLY EFFECT(Monica)など、実在する企業名が明記されているかを見てください。
② 要求する権限を精査する
「すべてのWebサイトのデータを読み取る」など広範な権限を要求する拡張は、機能に対して権限が広すぎないかを判断します。機能に必要な最小限の権限のみを要求するツールを選んでください。
③ ユーザー数・評価数・更新頻度を見る
ユーザー数が多く、評価件数も充実しており、バージョンが定期的に更新されている拡張機能は継続的な開発が行われている証拠です。更新日が長期間止まっているものは注意してください。
④ インストール後の権限を定期的に見直す
Chrome のアドレスバー右上にある拡張機能の管理画面から、インストール済みの拡張機能の権限を定期確認します。使っていない拡張機能は速やかに削除してください。
⑤ 不審な拡張はすぐ削除する
アドレスバー右側の拡張機能アイコンを右クリックし「Chromeから削除」を選ぶだけで削除できます。アイコンが見当たらない場合は、右上メニューの「拡張機能を管理」から「削除」を選択してください。
セキュリティリスクについてより詳しく知りたい方は、「生成AIのセキュリティリスクと対策|ガイドラインの作り方も解説」もあわせてご参照ください。
出典:Chrome ウェブストアから拡張機能をインストールする|Chrome ウェブストア ヘルプ(Google公式)
https://support.google.com/chrome_webstore/answer/2664769?hl=ja
出典:ChatGPTの会話を盗むChrome拡張機能 90万DLの裏にあった手口|ITmedia エンタープライズ
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2607/26/news009.html
デジタルゴリラについて

株式会社デジタルゴリラは、中小企業・中堅企業向けにAI活用支援を提供しています。ChatGPTを含む生成AIの社内導入から、セキュリティを考慮した運用ルール策定、社員向けの実践研修まで、企業の規模や業種に合わせた支援が強みです。
「社内でAI拡張機能を安全に使わせるにはどうすればいいか」「ChatGPTを業務に定着させるためのルールを作りたい」—そんな相談を数多く受けてきました。AI活用に取り組む意思はあるが、何から始めるべきかわからないという段階からでも対応しています。
まずは現在の課題を聞かせてください。その一問から、一緒に考えます。
ChromeのChatGPT拡張機能についてよくある質問
ChatGPT公式Chrome拡張機能は無料で使えますか?
拡張機能の追加自体は無料です。ただし使用にはChatGPTアカウントとChatGPTデスクトップアプリが必要になります。Chromeウェブストアから追加するだけでは動作しないため、デスクトップアプリの「Settings > Computer Use」からセットアップする流れになります。各ChatGPTプランで使える機能の詳細は、公式ドキュメントでご確認ください。
Chrome拡張機能をインストールするとブラウザが重くなりますか?
複数の拡張機能を同時に有効にすると、Chromeのメモリ使用量が増えて動作が重くなることがあります。特にサイドバー型のAI拡張はバックグラウンドで常時動作するものが多いため注意してください。使っていない拡張は右クリック→「Chromeから削除」で手軽に整理できます。必要なものだけを有効にしておくのが快適に使い続けるコツです。
スマートフォンのChromeでも拡張機能を使えますか?
今回紹介した拡張機能はすべてPC版Chrome向けに設計されています。スマートフォンのモバイルChrome(iOS・Android)は拡張機能の仕組み自体に対応していないため、そのままでは使えません。Merlin AIなど、スマートフォン向けアプリを別途提供しているサービスもあるため、モバイルで使いたい場合は各サービスの公式アプリを確認してください。
会社支給PCへのインストールは許可されていますか?
IT部門または情報セキュリティポリシーの事前確認が欠かせません。AI拡張機能の多くは「すべてのWebサイトのデータを読み取る」権限を要求するため、社内ツールのデータや認証情報が外部に送信されるリスクがあります。業務利用の前に情シスや管理者へ相談し、許可された拡張機能のリストを確認してから導入しましょう。
削除されたWebChatGPTの代わりになるツールはありますか?
WebChatGPTと同様のWeb検索連携機能を持つSiderまたはMaxAIが代替として機能します。どちらも2026年9月時点でChromeウェブストアから入手でき、それぞれ評価4.9・4.7です。SiderはNano $10/月〜の有料プランから、MaxAIは無料プラン(1日3回のProチャット)から始められます。
まとめ:ChromeのChatGPT拡張機能選びは「2026年の現状」から始める
ChromeでChatGPTを活用する方法は、2026年後半に大きく変わりました。OpenAI公式拡張はデスクトップアプリが前提で、WebChatGPT・ChatGPT for GoogleはChromeウェブストアから削除済みです。Featuredバッジが付いていても会話データを盗む悪質拡張が存在した事実を踏まえ、インストール前の提供元確認と権限精査は欠かせません。自社のAI活用でセキュリティ面が気になる方は、ぜひデジタルゴリラへご相談ください。無料相談はこちら
