老舗商社がAI請求書処理で月1,000件超の明細入力を自動化 — 荒井商事×TOKIUM導入事例
荒井商事とは — 1920年創業の老舗総合商社
荒井商事株式会社は神奈川県平塚市に本社を置く総合商社。1920年の創業以来100年超の歴史を持ち、中古車オークション事業・食品流通事業・フード事業を展開する。従業員647名(2025年9月時点)、全国40拠点以上で事業を運営している。
導入の背景と課題
同社では月間1,000件以上の請求書が届き、その明細入力を現場担当者が手作業で処理していた。月次決算に間に合わせるため月初5営業日以内に完了させる必要があり、月初に業務が集中することが現場の大きな負担となっていた。
導入したAIサービスと活用方法
同社が導入したのは、株式会社TOKIUMが提供する「TOKIUM AI明細入力」。AIがプロンプト設定と過去の修正内容を学習し、請求書の明細入力を自動で行う仕組みだ。初期設定の負担が少なく、スムーズに導入できる点も後押しとなった。
「明細の入力作業が大幅に削減されるだけでなく、経理側の処理もさらに楽になる」
荒井商事 財務統括部経理課 福田様(プレスリリース 2026年8月20日)
成果(数字)
・請求書明細入力の自動化:月間1,000件以上
・工数削減:年間約60時間の削減を見込む
いずれも導入初期段階での見込み値であり、AIが過去の修正内容を蓄積して学習精度が上がるほど、さらなる効率化が期待される。
中小企業が参考にできるポイント
荒井商事は従業員647名の大規模組織だが、「月初5営業日に請求書処理が集中する」という課題は従業員数十名の企業でも同じ構造で発生する。月間の処理件数が50〜100件程度の中小企業でも、月初の経理負担は繁忙期の残業や決算遅延の原因になりやすい。
まず自社の現状を把握するために、「毎月何件の明細を手入力しているか」「月初の何営業日で処理を終えているか」の2点を棚卸しすることが、AI導入検討の第一歩になる。
出典: 荒井商事株式会社「1920年創業の総合商社荒井商事、TOKIUM AI明細入力を導入」(2026年8月20日)
