カトープレジャーグループが外国語メール対応を刷新 — AI自動生成×翻訳機能で返信作業時間の最大40%削減
導入企業概要
カトープレジャーグループ(東京都港区、代表取締役社長兼グループCEO:加藤宏明)は、国内外98施設のホテル・レストラン・エンターテインメント施設を展開するホスピタリティ企業。Small Luxury Resort総合予約センターが約20施設の宿泊予約業務を一元管理し、多言語での顧客対応を担っている。
導入の背景と課題
インバウンド需要の急増にともない、施設によっては問い合わせメールの9割近くが英語や中国語で届く状況となった。対応スタッフは翻訳ツールとメール返信画面を行き来するコピー&ペースト作業を強いられ、「日本語のニュアンスが正確に伝わっているか」という心理的不安と、新人スタッフによる返信品質のばらつきが積み重なっていた。2024年に顧客対応ツール「楽楽自動応対」を導入済みだったが、外国語対応の自動化には踏み込めていなかった。
インバウンド対応やグローバル取引で外国語メールが増えている業種(観光・飲食・EC・製造業の海外営業等)にとって、「ツールを増やさず、今使っているシステムにAI機能を追加する」というアプローチは導入ハードルの低い選択肢として参考になる。
導入したAI / プロセス
株式会社ラクス(東証プライム上場、設立2000年)が提供する「楽楽自動応対」のAI機能を追加活用した。具体的には、①AIが過去のメール応対履歴をもとに返信文案を自動生成する「自動生成機能」、②生成した文案をワンクリックで翻訳する「AI翻訳機能」、③逆翻訳で日本語に戻してニュアンスを確認する検証ステップ、④箇条書きの要点からビジネスメールを生成する「カスタム生成」の4ステップで構成される。
15施設以上の代表メールアドレスを一元管理するセンターで、外国語を含む全メール対応をこのフローに統一。メール作成から翻訳・送信確認までの作業が一画面内で完結する仕組みを整えた。センター担当者は、複数ツールの往復が不要になったことで大幅な時間短縮と現場の負担軽減を同時に達成できたと報告している。
成果(数字)
- 返信作業時間:メール作成から翻訳・送信確認までの一連作業において最大40%削減
- スタッフ習熟期間:導入からわずか1週間ほどで全スタッフへ浸透
- 品質均一化:スタッフの経験やスキルに依存せず、常に一定以上の高い品質で返信ができる体制を構築
出典: カトープレジャーグループ「国内外98施設のホテルやレストランを展開するカトープレジャーグループが『楽楽自動応対』のAI機能を活用して外国語対応を効率化」(2026年8月4日)
