DAIWA CYCLEがAI経費承認で月1,000件超の一次チェックを自動化 — 導入2か月で36時間削減
導入企業概要
DAIWA CYCLE株式会社は、大阪府吹田市に本社を置く東証グロース上場の自転車専門店チェーンです。「ダイワサイクル」「ダイワサイクルSTYLE」「ダイワサイクルプロ」の3ブランドを展開し、2026年6月末時点で157店舗を運営しています。資本金は5億6,221万円(2026年1月31日現在)。
導入の背景と課題
157店舗を全国に展開する自転車専門店チェーンでは、各店舗から経理部門へ寄せられる経費申請が毎月1,000件を超える状況が続いていました。申請件数の多さに加え、記載内容の不備や社内規程との照合作業が経理担当者の大きな負担となっていました。不備のある申請を発見するたびに差し戻しの連絡を入れ、修正を待ち、再確認するという往復のやり取りが、確認工数をさらに押し上げていました。公共交通機関などの交通費に関する申請ミスも一定数発生しており、一次チェックの精度向上と工数削減が経理部門の課題となっていました。
導入したAI / プロセス
2026年、DAIWA CYCLEは株式会社TOKIUMが提供する「TOKIUM AI経費承認」を導入しました。TOKIUMは2012年6月設立の経理AIエージェントを手掛ける企業です。
TOKIUM AI経費承認は、申請内容の一次チェックと差し戻しをAIが自動で代行するプロダクトです。規程に沿った自動承認機能により、不備のない申請はAIが自動で一次承認を完了します。経理担当者が対応すべき案件は、AIの判定をくぐり抜けた要注意案件に絞られる仕組みです。TOKIUM経費精算との連携により、公共交通機関などの交通費に関する申請ミスも大きく減少しています。
「TOKIUM AI経費承認を導入したことで、不備のない申請は自動で一次承認され、経理担当者の確認工数を大幅に減らせました」
── 川嶋好洋(経理部部長 / DAIWA CYCLE株式会社)(出典:DAIWA CYCLE株式会社 プレスリリース 2026年7月2日)
多店舗ビジネスに共通する経費管理の構造的課題
小売・飲食・サービス業など多店舗展開型ビジネスでは、店舗数が増えるほど経費申請件数が線形に増加し、経理の確認工数は人員増では追いつかなくなる。申請ミスの発生率も高止まりしやすく、「件数の多さ」と「不備への往復対応」が共通のボトルネックになる。AIによる一次チェック自動化は、業種を問わずこの構造課題に直接アプローチできる打ち手として応用可能だ。
成果(数字)
- 工数削減(導入から2か月):約36時間削減
- 月あたりの工数削減:18時間以上
- 年間削減見込み:約220時間(同社経理部長コメントによる見込み値。実績ではありません)
- 体制変化:人員を増やすことなく、残業時間も抑制
出典: DAIWA CYCLE株式会社「東証グロース上場の自転車専門店チェーンDAIWA CYCLE株式会社 TOKIUM AI経費承認を導入」(2026年7月2日)
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