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企業事例

正幸会病院が退院サマリー作成でこう変わった — 40分→4分(約90%短縮)

この記事の監修者 株式会社デジタルゴリラ

導入企業概要

医療法人正幸会 正幸会病院(大阪府門真市)は、56床を有する中小病院。地域の急性期医療を支える立場にありながら、記録業務の負担が現場スタッフの時間を大きく圧迫していた。

導入の背景と課題

看護職員の離職率は業界平均で約11.3%と高止まりしている(出典:ヘンリー社プレスリリース)。約7割の病院で医業利益が赤字という環境の中、正幸会病院も例外ではなかった。

退院サマリーをはじめとする記録業務に医師・看護師・リハビリセラピストが多くの時間を割かれ、本来の診療・ケアに集中しにくい状況が続いていた。「記録のために働いている」感覚を解消し、スタッフが患者と向き合う時間を取り戻す。その判断から、AI活用による業務フローの根本的な再設計に着手した。

導入したAI / プロセス

導入したのはクラウド型電子カルテ「Henry」の生成AI機能。音声入力から記録・サマリー生成までを単一カルテ内で一気通貫処理できる仕組みを採用した。従来は医師・看護師・リハビリセラピストそれぞれが手入力・手書き・転記を組み合わせて記録を作成していたが、Henry AIでは音声入力したデータをAIが下書きし、スタッフが確認・承認するだけで記録が完成するモデルに再設計。2026年4月20日から6月5日の実証期間を経て、各職種での効果が確認された。

「地方の中小病院こそAIで業務フローを組み替える余地が大きい」

── 逆瀬川光人(株式会社ヘンリー CEO)プレスリリース 2026年6月29日

成果(数字)

  • 退院サマリー作成時間:40分→4分(約90%短縮) — 実測値
  • 全職種合計月間削減時間:約386時間(試算値)
  • 看護記録処理時間:1件あたり約1〜2分で完成 — 実測値

出典: 株式会社ヘンリー「正幸会病院(56床)、Henry AIで記録業務を”AI前提”に再設計」(2026年6月29日)

株式会社デジタルゴリラ