事例
Example
【事例】イベントで集客をしたい。ターゲットのニーズを段階的に探る企画・広告運用で集客をご支援
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2024年08月26日
「イベントの参加者を集客したい」という課題に対してのご支援事例を紹介いたします。
前回に引き続き、中小企業に向けて新卒採用支援サービスを提供するA社へのご支援事例です。
就職活動中の学生を対象としたイベントの集客に関してご相談いただき、企画内容のご提案とデジタル広告を活用した運用支援をさせていただきました。
課題を解決するための、広告運用面でのアプローチを事例としてご紹介します。
目次
Summary
■ご支援期間
2022年1月〜現在
■ご支援内容
大学生を対象としたイベントへの集客を、企画立案から広告運用までご支援
■課題の解決策
短期スパンで検証を繰り返すためにイベント企画案を複数同時進行
目次
LPを活用してセミナーイベントを集客
集客結果から原因を分析。イベント内容も企画して運用プランを再提案
ターゲットが今、参加したいイベントとは
クライアントの課題の背景を深く理解することで「真のゴール」を達成することができる提案に
LPを活用してセミナーイベントを集客
就職活動中の学生を対象に就活セミナーを開催するため、その集客に協力してもらいたい、とご依頼をいただきました。
「イベントの申し込み」という明確な成果地点が設定されていたため、イベント申し込みアクションをコンバージョンとして定義し、下記のWEB広告媒体で配信を行いました。
■Google
・Googleリスティング広告
ターゲット:就活生向けのイベントを検索しているユーザー
・Googleディスプレイ広告
ターゲット:一度ランディングページへ流入して離脱したユーザーを
リターゲティング、宮城県在住、就職活動をする世代である20〜21歳、
セミナーに興味関心のありそうなユーザー(「自己分析 やり方」などの検索キーワードでターゲティング)
■YouTube
■Instagram
フィード、ストーリーズ
グロスで50万円ほどの予算をかけて配信しましたが、WEB広告経由のお申し込みは3名に終わり、想定していた効果を大きく下回る結果となりました。
集客結果から原因を分析。イベント内容も企画して運用プランを再提案
この結果を受け、A社へ「イベント企画も一緒に提案させていただくので、もう一度運用をお任せいただきたい」旨をお伝えしました。
十分な予算をかけていただき、幅広い媒体で配信したことを鑑みると、このイベントのターゲットになりうるユーザーには広告が届いていたと考えられます。
となると、ターゲットがイベントへ参加することにハードルを感じてしまったり、イベント内容が就職活動中の学生のニーズから外れてしまっていたりする可能性が示唆されます。
そこで、より参加者を集められるようなイベントを、A社とディスカッションし、インターンとして参画されている大学生の皆さまにもアイデアをいただきながら企画していきました。
ターゲットが今、参加したいイベントとは
ディスカッションを重ねた結果、入学したての大学1年生から就職活動真っ只中の4年生まで、対象者を複数設けた6種類のプチイベントを、18日程で開催することになりました。
イベント内容も気軽に参加できるオンライン交流会から、講師を招いて実施するセミナーまで多岐に渡ります。
これらの実践により、コロナ禍の学生が今参加したいイベントとはどのようなものなのか、探ることにしたのです。
前回と同様、グロス50万円の予算で広告を配信したところ、18日程で広告経由のお申し込みは75名へと増加。
6種類のイベントの中でも申し込み人数には差があり、多く申し込みがあったイベント内容=学生が今求めていることなのではないか、と短期間で検証も進めることができました。
広告バナーをタップするとすぐ申し込みフォームに飛べる、申し込みの手軽さを重視した導線にしたため、気軽に参加申し込みができるあまり当日の不参加が目立ってしまうという、新たな課題も見つかりました。
この点に関してはお申し込み後に公式LINEへ誘導することで、日程をリマインドしたり、次のイベントのご案内をしたりと、イベント参加者との接点を多く持つ施策などをご提案させていただきました。
A社とはこのイベント企画以降も、WEBメディアの運用をはじめ、幅広くお仕事をご一緒させていただいております。
クライアントの課題の背景を深く理解することで「真のゴール」を達成することができる提案に
私たちデジタルゴリラはクライアントのご依頼を伺う際、担当者さまのこと・企業のこと・現在抱えている課題の3つについて、それぞれストーリーを知ることを心がけています。
クライアントのお困りごとの背景を深く知ることでより最適なゴールができると考えているためです。
コンテンツマーケティングSEOにおいても同様の考えを用いており、検索キーワードの裏に隠れた思いや経験を、まるで自分も体験したかのように鮮明に知り共感することで、検索ニーズを満たすアウトプットをしています。
クライアントに対しても、「なぜそもそもこの事象に悩んでいるのか?」と課題を当事者レベルの解像度で知ることが、顕在化している課題だけでなく、潜在的な課題の解決へと繋がっていくと考えています。
そのため、ヒアリングの際も極力堅苦しい聞き方はせず、お客さまが出来事を話せるような質問を投げかけるよう心がけています。
これからも私たちは魂をゆさぶるゴリラ集団として、お客さまに寄り添う心と知性、力強い行動力を持って、スピーディな課題解決に努めてまいります。