Mistral Large 4発表 1兆パラメータ・160言語対応のオープンウェイトモデル、コーディング61.7%を主張
Mistral AIが2026年10月6日、1兆パラメータのネイティブマルチモーダルモデル「Mistral Large 4(ML4)」をプレビュー公開した。コーディング・エージェント・画像理解でオープンウェイト最高水準のベンチマークを主張。月末には重みの公開も予定している。
発表の概要
ML4は1兆パラメータを持つが、推論時のアクティブパラメータは490億のMoE構造を採用。欧州Mistral独自データセンターのNVIDIA Grace Blackwell GPU 3,800基でゼロから学習され、160言語以上に対応する。
“ML4 is a 1 trillion-parameter natively multimodal model with 49 billion active parameters”
(筆者意訳:ML4は1兆パラメータを持ち、アクティブパラメータ490億のネイティブマルチモーダルモデルです。)
Mistral AI公式ブログ(2026-10-06)
主なベンチマーク結果(出典: Mistral AI公式ブログ 2026-10-06 発表値):
| 領域 | ベンチマーク | スコア |
|---|---|---|
| コーディング | DeepSWE v1.1 | 61.7% |
| エージェント | AutomationBench | 59.9% |
中小企業が注目すべき2つのポイント
1. APIは入力$1.36・出力$4.18(1Mトークンあたり)
Mistral AI公式発表によると、同クラスの競合モデルと比較して低水準に設定されている。コスト重視の業務利用に向く。
2. 月末公開予定の重みで自社環境デプロイが可能になる
重みを使えば社内サーバーへのデプロイが可能になる。ただし1兆パラメータ規模のモデルにはハイエンドGPU環境が必要なため、まずはAPI利用から検討するのが現実的だ。社内文書を外部に出せない企業にとって、長期的な選択肢が広がる。
出典: Mistral AI「Mistral Large 4」(2026-10-06)
