日本賃貸保証(JID)がAI音声エージェント導入でこう変わった — コールセンター事務負担を約30%軽減
導入企業概要
日本賃貸保証株式会社(JID)は、1995年設立の賃貸住宅向け保証事業会社。本社は千葉県木更津市で、資本金1億円。賃貸契約時の家賃保証と24時間365日対応の駆け付けサービスを提供し、約60万人の顧客を抱える中堅企業だ。
導入の背景と課題
事業規模の拡大とともに、家賃支払いに関するお支払いサポートの架電業務が月間4.3万件に達した。担当者1人あたりの処理量が増加し続け、業務負荷が大きな課題となっていた。並行して、24時間365日稼働の駆け付けサービスでも、受付時に顧客情報や現場状況を細かく入力する作業がオペレーターの負担になっていた。電話対応の量を抑えながら、顧客への対応品質を維持するためのAI活用を検討した。
導入したAI / プロセス
PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)が提供する2つのAIソリューションを順次導入した。
①PKSHA VoiceAgent(パークシャボイスエージェント):月4.3万件の架電業務の一部をAIが担当。定型的な初期案内や状況確認の会話をAIが代行し、オペレーターへの負荷を分散する。
②PKSHA Speech Insight(パークシャスピーチインサイト):駆け付けサービスの受付窓口に活用。通話内容をリアルタイムで音声認識してテキスト化し、生成AIが通話後の入力要約を自動作成する。これにより受付後の手入力作業を削減した。
「定型的な業務をAIに任せることで、人が本来持っている『温かみ』や『判断力』を、お客様の困りごとに寄り添う時間へ充てることが重要である」
(梅田真理子代表取締役 / 出典:日本賃貸保証株式会社 プレスリリース 2026年10月29日)
成果(数字)
出典: 日本賃貸保証株式会社「AI導入で月4.3万件の電話業務とコールセンター事務を大幅効率化」(2026年10月29日)
