NYC市議会がAI規制法案10本を発表 キルスイッチ義務化・違反$25,000・AI大手5社が宣誓証言
ニューヨーク市議会が2026年10月5日、AI規制に関する全51議員参加の特別公聴会を開催した。Anthropic、OpenAI、Google、Meta、SpaceXAIの5社が宣誓証言に出席。Julie Menin議長はキルスイッチ義務化を含む法案10本を提出した。
規制法案の3本柱
法案の柱は3つある。
第一に、NYC市内でAIシステムを販売・使用する企業にキルスイッチの搭載を義務付ける(Intro. 26835)。第三者機関による事前検証も必須となる。違反時の罰金は1件あたり$25,000。検証対象はデータ品質、バイアス、プライバシーなど5項目となる。
第二に、AI企業の法令違反を通報した内部告発者へ、回収罰金の一部を報奨金として支給する制度を創設する(Intro. 26887)。NYC市議会はこの制度を「全米初」と位置付けている。
第三に、AIエージェントの被害を受けた市民が損害賠償を請求できる私的訴権を新設する(Intro. 26834)。
公聴会ではAnthropicのDario Amodei CEOが証言した。6〜12ヶ月以内にAIエージェントがインターネット全体を乗っ取る可能性があり、被害額は数千億ドル規模になりうると警告した(6sqft報道による)。
“Governments have a responsibility to act. That is exactly what the New York City Council is doing.”
(筆者意訳:政府には行動する責任がある。ニューヨーク市議会はまさにそれを実行している。)
Julie Menin(NYC市議会議長)(出典:NYC市議会プレスリリース 2026年9月28日)
出典: NYC市議会プレスリリース「Speaker Menin issues rare subpoena to SpaceXAI to compel public testimony」(2026-09-28)、6sqft「NYC Council announces slate of bills aimed at regulating AI」(2026-10-05)
