コラム
Column
不動産インスタ運用のお悩み解消!投稿時間設定で運用効率アップ
sns
2024年10月07日
インスタグラムの予約投稿機能をご存知ですか?
この機能を使えば、アカウント運用の効率が大幅に向上します。
毎日同じ時間に投稿でき、フォロワーのアクティブタイムに合わせた発信が可能です。投稿のストックを作れるため、忙しい時期も安定した運用ができますよ。
本記事では、予約投稿のメリットや具体的な手順、注意点までを詳しく解説します。インスタグラムを活用している不動産業界のご担当者さまにも、役立つヒントが満載です。
生産性アップ!インスタグラムで予約投稿を行う3つのメリット
インスタグラムで予約投稿を行うことには、様々なメリットがあります。
①毎日同じ時間に投稿できる
予約投稿機能を使うと、指定した予約時間に毎日投稿することができます。
不動産会社でアカウントを運用されている方は、出勤時間の範囲内で投稿を行うことが多いかと思いますが、アカウントのターゲットによっては休日やビジネスタイム外にアクティブタイムが発生することもあるでしょう。
SNS運用と他のお仕事を兼務されている方などは、「フォロワーのアクティブタイムは顧客対応が忙しくて、インスタ投稿に専念できない……」なんてお悩みもあるかもしれません。
フォロワーが最もアクティブな時間帯に合わせて予約投稿することで、いいねやコメントなどのエンゲージメントを最大化することができます。
インスタグラムのアルゴリズムはユーザーのアクティブな時間帯によくアクセスするアカウントの投稿を優先的に表示するため、この点は非常に重要と言えます。
予約投稿機能によって、出勤のタイミングに左右されず、狙った時間に投稿を行えることは大きなメリットですよね。
また、同じ時間に投稿することでフォロワーに対して一貫した印象を与え、特定の時間帯に多くのエンゲージメントを得ることも期待できます。
②投稿のストックが作れ、投稿漏れや誤情報の発信を防止できる
予約投稿を利用することで、事前に複数の投稿を準備し、ストックしておくことができます。
これにより、繁忙期や休暇中においても安定してコンテンツを提供することが可能になります。
「上司のチェックをもらってから投稿するルールだけど、上司が忙しくて毎日の投稿ペースをキープできない……」なんていう方も、数投稿まとめてチェックしていただき、ストックが作れれば安心ですね。
また、事前に投稿を準備しておくことで、忙しい日や忘れがちな日でも確実に投稿できます。
コンスタントな発信によってアカウント力をつけたいというSNS担当者さんにもおすすめの方法です。
加えて、リアルタイムでの投稿ではなく、事前に内容を確認してから予約できることもメリットと言えるでしょう。
余裕を持って投稿チェックを行うことで、誤った情報を発信するリスクを減らすことができます。
③PCからも投稿できる
スマートフォンだけでなくPCからも予約投稿ができるため、操作が簡単になり、運用作業の効率化につながります。
また、PCでの操作は画面が大きくなる分、スマートフォンよりも正確で迅速なチェックが叶うでしょう。
これらのメリットを活用することで、インスタグラムアカウントの運用効率を大幅に向上させることができますよ。
インスタグラムで予約投稿を行う手順
それでは、予約投稿の方法をご紹介します。
スマホ(iPhone、Android)での予約投稿
iPhoneでもAndroidでも、同様の手順で予約投稿を行うことができます。
インスタグラムの公式アプリを使用する方法と、Meta Buisiness Suiteを使う方法の2通りがあります。
■公式アプリを使用する場合
- プロアカウントに切り替える
まず、インスタグラムのアカウントをプロアカウントに切り替える必要があります。プロフィール画面右上のメニューから「設定とプライバシー」→「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」を選択します。
- プロアカウントへの切り替えが完了したら、投稿を作成します。
プロフィール画面の「+」をタップし、通常通りフィード投稿やリール投稿を作成します。 - 日時指定
「詳細設定」をタップし、「この投稿を日時指定」を選択して、投稿したい日時を指定します。
予約できるのは現時刻から20分以降で、最大28日後までです。
■Meta Business Suiteを使用する方法
- スマホにMeta Business Suiteアプリをインストールし、ログインします。
- アプリ内で「投稿を作成」を選び、フィードやリール、ストーリーズの投稿内容を準備します。
- 「予定日時を設定」をタップし、希望する日時を設定して予約します。
PCでの予約投稿
PCでは、Meta Busiiness Suiteを使用して予約投稿を行うことができます。
- Meta Business Suiteページにアクセスし、ログインします。
- 「投稿を作成」を選び、フィードやリール、ストーリーズの投稿内容を準備します。
- 日時指定: 「予定日時を設定」をタップし、希望する日時を設定して予約します。
インスタグラム公式アプリと、Meta Business Suiteでの予約投稿の違い
インスタグラム公式アプリとMeta Business Suite、どちらでも予約投稿ができますが、違いはなんなのでしょうか。
共通点と相違点をまとめてみました。
■共通点
- どちらもフィード投稿・リール投稿の予約投稿ができる
- プロアカウントへの切り替えが必要
■相違点
公式アプリ | Meta Business Suite | |
---|---|---|
操作可能な媒体 | スマートフォンのみ |
スマートフォン、PCの両方からアクセス可能。 デバイス間で同期が取れるため、どちらからでも予約投稿ができる。 |
予約ができる投稿の種類 | フィード投稿
リール投稿 |
フィード投稿
リール投稿 ストーリーズ |
予約設定時間 | 作成から20分〜28日後まで | 作成から20分〜29日後まで |
その他機能 | 投稿や広告のパフォーマンスを詳細に分析する機能があり、オーディエンスの属性情報なども確認できる |
Meta Business Suiteは特にビジネス用途で多機能な管理を求める場合に適したツールと言えるでしょう。
一方、シンプルな予約投稿だけを行いたい場合は公式アプリでも十分対応できます。
運用スタイルに合わせてツールを選んでみてください。
インスタグラムで予約投稿ができない時に試したい、7つの方法
予約投稿が上手くできない!という時、困ってしまいますよね…。
考え得る原因とその対処法をチェックリスト形式でまとめました。状況に応じて、ぜひ試してみてください。
原因1. プロアカウントになっていない
予約投稿はプロアカウントでのみ可能です。プロアカウントになっていない場合は、切り替え手続きを行いましょう。
プロフィールページの右上の三本線をタップし、「設定とプライバシー」→「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」を選択します。
原因2. アプリが最新バージョンではない
古いバージョンのアプリでは予約投稿ができないことがあります。
アプリストアでInstagramアプリの状況を確認し、最新バージョンにアップデートします。
原因3. ネット接続が不安定
ネット接続が悪いと予約投稿が失敗することがあります。
インスタグラムは当該投稿を「予約投稿」として保存する際に、一定の時間と容量を必要とします。そのためネット接続環境が悪いと、上手く保存できていない可能性があるのです。
安定したネット環境を確保しましょう。Wi-Fiに接続するか、電波の良い場所で試してみてください。
原因4. 投稿内容の容量が大きすぎる
大きな画像や動画は予約投稿時にエラーを引き起こすことがあります。
画像や動画の解像度を下げる、または短い動画にするなどして容量を軽くします。
それができない場合は、リール動画は避けて容量の小さいものから予約投稿を行ってみましょう。
原因5. 設定した予約時間が短すぎる
投稿までの時間が短すぎると、予約投稿が失敗することもあります。
十分な時間を空けて予約時間を設定することで、トラブルが解消することもあるようです。
原因6. インスタグラムやツールの不具合
アプリや使用しているツールに不具合がある場合、予約投稿ができないことがあります。
一時的な不具合の場合は時間を置いて再試行します。
また、他のユーザーも同様の問題を報告しているか確認するためにSNSで検索してみることも有効です。その不具合に応じた解決策が見つかるかもしれません。
これらの対処法を試しても解決しない場合は、手動で投稿するか、外部ツール(LaterやBufferなど)を利用してみることも検討してみましょう。
予約投稿にデメリットはある?
これまで、予約投稿という機能の便利さについて説明してきましたが、考えうるデメリットについても解説いたします。
最新情報の反映が難しい
予約投稿では、投稿直前に情報が更新された場合、その変更を反映することが難しいです。
特にニュースや時事問題に関する投稿では、最新情報をリアルタイムで反映させる必要があるため、予約投稿は適していません。
不動産業界の最新情報などを投稿する予定の方は、直前まで情報を確認した上で投稿する方がより齟齬のない情報発信ができるでしょう。
ハッシュタグの制限
ハッシュタグを多くつけすぎると、投稿が正常に行われないことがあります。
1つの投稿で使用可能なハッシュタグは30個までです。これを超えるとエラーが発生する可能性があります。
予約投稿前に、ハッシュタグの個数を確認してみることをお勧めします。
キャプション入力の制限
一部のツールではキャプション入力に関して制限があり、自由度が低くなることがあります。これにより、思い通りの表現が難しくなるケースも。
いくつかのデメリットはありますが、予約投稿と通常投稿を組み合わせることで解決できます。
アカウントの運用状況に応じて、取り入れるべきタイミングで予約投稿を活用してみてくださいね。
まとめ
インスタグラムを効率的に運用したい方には、予約投稿機能を活用してみましょう。毎日同じ時間に投稿でき、投稿のストックも作れるため、生産性が向上します。
公式アプリかMeta Business Suiteを使って、スマホやPCから予約投稿ができますよ。
ただし、プロアカウントへの切り替えが必要です。予約投稿ができない場合は、アプリの更新やネット環境の確認などの対処法があります。
最新情報の反映が難しいなどのデメリットもありますが、通常投稿と組み合わせることで解決できます。
予約投稿を活用し、フォロワーのアクティブタイムに合わせた投稿で、エンゲージメントを最大化しましょう。
アカウントの運用スタイルに合わせて、この便利な機能を取り入れてみてくださいね。