コラム
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不動産インスタ運用の鍵!おすすめな投稿時間とコンテンツ戦略を解説
sns
2024年09月26日
インスタグラムで不動産情報を効果的に発信するコツをご存じでしょうか?
適切な投稿時間の選択が、思いのほか大きな影響を与えるのです。
なぜ時間が重要なのか、どの時間帯が最適なのか、そしてどんな内容を投稿すべきなのか。これらの疑問に、データと実践に基づいた答えをお届けします。
フォロワーの目に留まりやすく、エンゲージメントを高める投稿方法を解説します。地域密着型の情報発信で、大手ポータルサイトとの差別化を図る戦略もご紹介。
インスタグラムを活用した不動産マーケティングの効果を最大化する秘訣をお伝えします。
目次
インスタグラム運用で投稿時間が重要な理由
新しい投稿を優先するインスタグラムの仕組み
インスタグラムでは、ユーザーがアプリを通してより快適な体験ができることを目指し、さまざまな要素を考慮して「コンテンツの表示順位」を決めています。
ユーザーのフィードに表示される投稿は、次の3つの要素で決まります。
親密度
ユーザー同士のつながりの強さを表します。
一緒にタグ付けされたり、コメントをやり取りしたりする頻度が高いほど、親密度が上がります。
関心度
ユーザーが投稿内容にどれほど興味を持つかを予測します。
過去の行動分析をもとに、個々のユーザーの好みを判断します。
鮮度
投稿がどれだけ新しいかを示します。
最新の投稿ほど、優先的に表示されやすくなります。
親密度や関心度に加え、投稿の鮮度も重要な要素となっています。
例えば友人の投稿であれば、1ヶ月前のことよりも「今、友人は何をしているか」という内容の方が見たいと感じる方が多いのではないでしょうか?
このように「多くの人は、古い投稿よりも『今』の出来事を知りたがる」という考え方が、最新の投稿がインスタグラムのアルゴリズムに評価される根拠となっています。
そのため、フォロワーが活発な時間帯に投稿すると、鮮度の高い状態で多くの人のタイムラインに表示される可能性が高まるのです。
これによって投稿が目に留まりやすくなり、エンゲージメント率の向上につながる可能性があります。
フォロワーの反応が投稿の広がりを左右する
インスタグラムで投稿の影響力を高めるには、フォロワー以外にも投稿を届ける必要があります。
発見タブのおすすめ欄や検索結果におすすめ表示されることが、その役割を果たします。
では、どうすればフォロワー以外にリーチできるのでしょうか。
インスタグラムには独自の仕組みがあります。
投稿後のフォロワーからの反応を見極め、投稿の質を判断し、フォロワー外のユーザーへも広める価値があるかを決定するのです。
■投稿後の表示の流れ
- 投稿
- 親密度、関心度、鮮度を基に優先度を算出し、フォロワーの一部に投稿を表示させる
- フォロワーの投稿への反応を分析し、インスタグラムが投稿の質を評価
- フォロワー以外への露出すべきかを判断
つまり、フォロワーが活発な時間に投稿し、多くの反応を得ることで、さらなる拡散のチャンスが生まれます。
①適切な投稿時間を選択し、②投稿のエンゲージメント率を高める、
この2つを掛け合わせることが、インスタグラムでの効果的な情報発信につながります。
不動産業界のインスタ投稿で、おすすめの投稿時間は?
では、どんな時間に投稿すると効果的なのでしょう?
おすすめの投稿時間について解説いたします。
基本的にはユーザーが活発な時間を狙う
ホットリンクの調査によると、多くのアカウントで最もフォロワーが活発な時間帯は共通しています。
平日も休日も、20時〜22時台が最も活発です。
これは、夕食後から就寝前のリラックスして過ごす時間にアクセスが集中するためと考えられます。投稿時間に迷ったら、まずはこの時間帯を試してみるのがおすすめです。
総務省の調査結果からも、この傾向が裏付けられています。
出典:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書
■平日と休日の違い
平日の特徴:
- ランチタイム(12時台)も活発
- 早朝(5時、6時、7時台)の利用率が休日より高い
休日の特徴:
- 夜間の利用率が高め
■曜日による違い
金曜や土曜は、23時以降も活発な傾向があります。これらの日は、少し遅めの投稿を試してみるのも効果的かもしれませんね。
平日なら、通勤時間帯やランチタイムを狙うのも良い戦略と言えます。
ただし、これらはあくまで一般的な傾向。自分のフォロワーの行動パターンを分析し、最適な投稿時間を見つけることが大切です。
インサイト機能で、フォロワーが活発に閲覧する時間を把握
インスタグラムには、フォロワーの行動を把握できる機能があるんです。
それが、インサイト機能。フォロワーが活発な時間帯を正確に把握できます。
この機能を利用するには、プロアカウントへの切り替えが必要です。
個人アカウントをお使いの方は、まずアカウントの変更を行いましょう。
■フォロワーの活動時間を確認する手順
- プロフィール画面の右上にあるメニューをタップ
- 「インサイト」を選択
- 「合計フォロワー」をタップ
- 画面を一番下までスクロール
これで「最もアクティブな時間」が表示されます。
時間帯別、曜日別でも詳細データを確認できるので、投稿のタイミングを細かく調整することができます。
定期的にこのデータをチェックし、フォロワーの行動パターンの変化にも対応しましょう。
フォロワーが不動産インスタグラムアカウントに求める情報とは?
ここまで、インスタグラムを運用する際の適切な投稿時間について解説してきました。
せっかくフォロワーが活発な時間帯に投稿するのであれば、フォロワーが求める情報を提示して満足度を高めたいですよね。
不動産業界のアカウントをチェックするフォロワーは、どんな情報を求めているのでしょうか?投稿内容を決める参考にしていただければ幸いです。
地域密着型の不動産情報を発信
①投稿内容の一貫性を保つ
物件の投稿をメインに行うアカウントには、社員紹介やスタッフのランチといったオフィスの様子は控えめにしましょう。
統一感のある投稿によって「不動産情報のアカウント」として認識され、住まい探しをするユーザーの目に留まりやすくなります。
②地域特化型の情報発信
エリアを絞り込み、物件の投稿の中にその地域ならではの情報を加えることも効果的です。
例えば:
- 駅前にあるスーパーの紹介
- 近所の人気定食屋の情報
こうした地元密着型の情報は、全国を網羅する大手ポータルサイトにはない魅力です。
新しくその街に住むユーザーにとっても、物件の近くの情報を知れるのは嬉しいですよね。
街を知り尽くした不動産会社だからこそ提供できる情報と言えるでしょう。
③ターゲット顧客が求める条件をPR
ターゲットとなる顧客が物件選びにおいて重要視する項目を、投稿で強調することも重要です。
例えば新社会人向けの物件を多く扱うなら、「渋谷駅まで徒歩10分」など、アクセスの良さをアピールすると関心を持たれやすいかもしれません。
地域特化型の情報と、ターゲットに合わせた物件紹介を組み合わせることで、より効果的な不動産情報の発信が可能になります。
まとめ
インスタグラムでの効果的な投稿には、適切なタイミングが重要です。
アルゴリズムは新鮮な投稿を優先するため、フォロワーが活発な時間帯に投稿すると露出が増えます。
一般的には20時〜22時が最適ですが、インサイト機能で自身のフォロワーの活動時間を確認しましょう。
また、不動産業界では、地域密着型の情報発信が効果的です。
物件情報を中心に、地元ならではの情報を織り交ぜることで、大手ポータルサイトにない魅力を引き出すことができます。
また、ターゲット層のニーズに合わせた物件紹介も重要です。
一貫性のある投稿と、フォロワーの反応を意識した投稿時間の選択。この2つを組み合わせることで、インスタグラムを通じた効果的な情報発信が可能となります。
定期的にデータを分析し、戦略を調整していくことで、より多くのユーザーにリーチできるでしょう。
ぜひ試してみてくださいね。